論語 里仁 其の二十二 《middle》

論語

毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 日曜のお楽しみ!論語の一節を紹介しています 今回はHarashimaには耳が痛く、是正した方が良い?と思わせる一節です なので上手く紹介できるかビミョ~ですが、お付き合いください

原文・訳

子曰、古者言之不出、恥躬之不逮也。

子曰く、古の者 言を出ださざるは、ばざるをじる也。

解説・意訳

いにしえの者」とは、昔の人の事です 「 げんださざる 」とは、発言をしなかった・無口であったという意味になります 「 」は自分自身、ここでは自分の行動を指します 「 およばざる 」は、及ばない・追いつかないという意味です

以上を踏まえ意訳すると
先生は言った「昔の人は無口でおしゃべりではなかったのは、自分の言動が(現実に)及ばない事を恥に思うからだ」となります

大言壮語(大袈裟であったり、大ぼらを吹く事)を恥に思うから昔の人は無口であった という一節です 現代では大言壮語も「ビッグマウス」「トラッシュトーク」といって恥に思うより積極的に使う人もいます(Harashimaはコチラに属する…)

Harashimaがアレコレ述べる章

「厚顔無恥」と言えば、そうなります 100%ではないけど出来る事を「出来る!」と自信を持っていうのは恥ではないと思います(そこら辺の個人的な見解による隔たりで齟齬が生じるのだと思います) 実践、実行すればいいのです

Harashimaは「イケる」と思ったらリスクがあっても手を出す方で、結果を出すまで諦めないタイプなのでリスクを嫌う無難な人達からは「危ない・面倒なヤツ」に思われています さらに、キチンと結果を出す(出るまで続けるからネ)から「ムカつく・気に入らないヤツ」も加わります

何も言わない・何もしないを貫けば恥をかくこともないだろうけど、何も得る事も出来ないのです Harashimaのヒーロー、モハメドアリの言葉に「リスクを取る勇気のないヤツの人生は、何も成し遂げる事のない人生になる」というのがあります

間違いや失敗をすれば恥をかくかもしれませんが、間違いや失敗を恐れて何もしなければ何も手に入れられません 日頃からの積み重ねを試す場が訪れた時は自信を持って挑むモノです それを知らない人は「チョーシに乗ってる」「偉そうに…」と思うのでしょう

さて、話を変えます…
今、開催されてる東京オリンピックでも日本人選手の多くは自信を持って臨んでいるはずなのに謙虚に振る舞っているのはおそらく、この一節の通り「メダルが取れなかった時」に恥に思うからか? それとも、努力や積み重ねを否定する輩からのバッシングを避けるためか? どっちでしょうネ

今はビッグマウスやトラッシュトークを駆使してマーケティングする「炎上商法」なんてのもあります メイウェザーやマクレガーが得意なヤツです(モハメドアリも得意でしたが、キャリアの晩年には痛々しく感じました …マクレガーも?)

言葉と行動が伴うよう日頃からの積み重ねが大切なのと、物事には「潮時」があるって事です 少しでも潮時を遅らせるために学び続け、錆びつかせないよう磨き続けましょう

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