論語 述而 其の十二 《middle》

論語

毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 日曜のお楽しみ!論語の一節を紹介しています 今回は短すぎて文字数が稼げなさそう(コチラの事情)な話です 余談をふんだんに盛り込んでいきますが、最後までお付き合いください

原文・訳

子之所愼、齊、戰、疾。

子のつつしむ所は、ものいみ、戦、疾。

解説・意訳

今回は子(孔子)が慎んで(慎重に)対処した事を3つ挙げています
齊は、物忌みをあらわす漢字で「斎戒沐浴さいかいもくよく」の斎です 物忌みとは神事を行う時に決まった期間、飲食などの日常的な行為を控えて穢れを避ける事をいいます 具体的には肉食や匂いの強い野菜の摂取を避け、他の者と火を共有しないなどの禁止事項があります なぜ、このような事をするのか?というと自らの穢れを抑える面と、来訪神 などの神聖な存在に穢れを移さないために行います

戦は、戦闘に関わる人々の命について…となっていますが、個人的には命に限らず争い事そのモノにも慎重であったのではないかと思います(争いにならないように立ちまわったり、距離をとったり)

疾は、疾病の疾で病気などの自身の健康に慎重であったといわれています 孔子は、2500年以上前の人物ですが70歳(正確には74歳?)まで生きていたらしいので健康には人一倍気づかっていたのが伺えます

Harashimaがアレコレ述べる章

Harashimaは慎重派ではないので、意識しないと慎重に対処することができないし、慎重さが足りない事の方が多いタイプです 「イケる」と判断するのが早すぎて、後から「予測できたんじゃないのか?」と思われるトラブルに見舞われます リスク管理が甘いといえばそれまでなんですが…

特に「人」についての認識の甘さを痛感していて、昨今の「コミュニケーション能力」が重要視されているのも納得です Harashimaは割とロジカルに物事を考えるタイプなのですが、そうでない(特にエモーショナル:感情的な)人には受けが悪く、お互いに苦手意識があるように感じます 話も合わないし、合わないから会話も続かないし、お互い面白く思わないし、話す機会も減る…という具合にコミュニケーションすればするほど疎遠になっていくのです 難しい

そして困るのが初対面の人なのですが、この場合は性善説を適用して接しています(←これが良くないのか?後悔することが多い) それでもお人好しなHarashimaは、初対面の人には割と積極的に話し掛けるタイプです 「どんな人か?」を探るというよりは、場を和ませようとか沈黙を避ける(緊張をほぐす)ためなんですけどネ

…話が逸れてきたので戻します

物事を慎重に進めるのは大切な事ですが、慎重になりすぎて進めなくなるのは本末転倒です 今は「今まで通り」が通用しなくなる時代なので変化を恐れず受け入れて対処していかないと淘汰されます 多少のリスクは承知の上で前に進まないと後塵を拝すこととなり、後れを取ります Harashimaのヒーロー、モハメドアリもいっています「リスクをとる勇気のないヤツの人生は、何も成し遂げることのない人生となる」と

出る(勇気)トコロと引く(慎重)トコロのタイミングやバランスを読むのは難しい事ですが、出なきゃいけない場面で出ない、引くトコロで引けない、何てことにならないよう気を付けたいですネ
今週も、そろそろ引き際かな? それではまた来週!

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