安斎勇樹・塩瀬隆之『問いのデザイン』 《middle》

読書

毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 今回は読んだ本の紹介をします チョット難しい話でしたが、ファシリテーションを学んでいる人には勉強になる一冊でした 興味のある人もない人も、お付き合いください

著者紹介

安斎勇樹さんは、株式会社ミミクリのCEOの他に株式会社DONGURIのCOOも務め、更に大学の特任助教もこなす人で、ワークショップ・ファシリテーション論の研究「も」しています 著書には「ワークショップデザイン論:創ることで学ぶ」他があります

塩瀬隆之さんは、某有名大学の総合博物館の准教授で同大学を卒業後、同大学院でシステム工学専門の博士となります その後、経産省で仕事をしたりして平成29年に文部科学大臣賞を受賞しました 
 小中高校でのキャリア教育、企業におけるイノベーター育成研修などのワークショップを手掛けています 著書には「インクルーシブデザイン:社会の課題を解決する参加型デザイン」などがあります

ネタバレしない程度の内容紹介

まず、ファシリテーションとは?ですが、会議等の場で発言や参加を促したり、話の流れを整理したり、参加者の認識の一致を確認したりする「進行役」です 合意形成や相互理解をサポートすることにより、組織や参加者の活性化、協働を促進させる役割もします

で、本書の中身は、ワークショップを行うにあたっての一連の流れであったり、事前の準備、当日の進行、場の掴み方などファシリテーター(進行役)としての「心構え」といった話であったり、ファシリテーターとしての役割とか、タイプ別のファシリテーターの紹介で自分のタイプが分かったり、実際の事例紹介など盛り沢山な一冊です

Harashimaがアレコレ述べる章

実はHarashima 三重県で「スマイルリーダー」というファシリテーションの教育を受けており、一応ですがファシリテーターとして認定されています

そんな縁もあって本書を読んでみたのですが、とてもタメになる話が多数あり勉強になりました 同じ内容の問いであっても、ポジティブ・ネガティブな問いと両方ある事だとか、素直な質問・あえて意地悪な質問をぶつけるなどして参加者のヒラメキを引き出す実践的なテクニックまで色々と学べます

ワークショップに参加した事のある人で進行役に興味のある人、会議の場などで進行役をやってみたい人、本意ではないけど進行役を任された人など参考に読んでみるのも良いかと思います

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