毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 今回は読んだ本の紹介をします 珍しく割と新しめのモノになります 本はジックリ読んでもらいたいですが、紹介するこのブログはサラッと読めるようにしますので、最後までお付き合いください
著者紹介
白石睦月さんは山口県出身の新人作家で、独学で小説を書き始め第一回「おいしい文学賞」を受賞し、今作がデビュー作になります 今後の活躍が期待される?作家です
ネタバレしない程度の内容紹介
仕事はできるが家事はイマイチな琴子を支えていた夫・武蔵を事故で亡くし、女手一つで4人の子供(一男三女:ちなみに三女は3つ子)を育てる琴子の奮闘記….ではなく主人公は長男(高校生)の龍一郎で、どちらかというと龍一郎が奮闘している話です
父親のかわりに家族(母と妹)を支える主夫….というかシェフになった龍一郎の学校生活であったり、3つ子の成長であったり、琴子の新しいロマンスであったり?亡くなった父親が登場したりファンタジーの要素も含んだ物語になっています
料理が繋ぐ人の輪であったり、料理を通しての友情や成長などを感じる作品だと思います
Harashimaがアレコレ述べる章
今回の一冊は先日、図書館で行われた「オトナの図書館ツアー」に参加した時に作られたpopの中からの一冊です せっかくなので他の人のオススメを読んでみようと思い借りました(次々と読破するとHarashimaのpopがバレてしまうなぁ)
表紙もタイトルも自分ではあまり借りないタイプですが、とりあえず手に取った一冊です 読み始めると予想していた話(母親をdisってるドタバタ劇調)とは違っていて爽やかな感じを受けました
3つ子達のオマセぶりに若干の違和感があったものの読みやすく面白かったです 主人公は長男でありながら個人個人の目線でのショートストーリーがまとまって一つの物語になっています
「ハートウォーム(ファンタジー要素含む)なホームコメディ」(….コメディは違うかも)って感じの一冊です 気になる方は手に取ってみてください