海堂尊 極北ラプソディー 《middle》

読書

毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 今回は読んだ本の紹介です 『チーム・バチスタ』シリーズでお馴染みの海堂尊さんのバチスタシリーズの中の一冊になります 北の大地での救急救命の話です それでは、お付き合いください

著者紹介

海堂尊さんは本物のお医者さんで、外科医・病理医を経てAiの研究推進室室長を務め、2006年の「このミステリーがすごい!」で大賞を受賞し『チーム・バチスタの栄光』で小説家デビューします バチスタシリーズとは別に2008年には『死因不明社会』で第3回科学ジャーナリスト賞も受賞しています

ネタバレしない程度の内容紹介

マクラで少し触れましたが、バチスタシリーズのスピンオフです

北の大地で起こる医療と行政のせめぎ合い、財政破綻した極北市の市民病院の立て直しを託された?世良だが、「救急患者は受け入れない」など独裁的な方針を打ち出し市民病院として機能しない施設運営をしています それを副院長の今中は不満に思いつつも流されていました

しかし、世良と行動を共にしていく内に今中は極北市の現状と隣の雪見市との関係、救急救命を引き受けている雪見市にある極北救急救命センターについてなど、徐々に話の中心へと巻き込まれていきます 今中は極北救急救命センターに派遣されます ここでジェネラル・ルージュ速水晃一、花房師長が登場します

極北救急救命センターにはドクターヘリがあり、今中もドクターヘリに乗り操縦士やCS(コミュニケーション・スペシャリスト:地上でヘリと救急隊、管制塔との連絡係り)と関係を築いていき、救急の現場を肌で感じます そして自分のすべき事に気づき世良の元へ戻ります

……長くなったから端折ります 破綻した町と医療、政治とカネetc色々な事が複雑に絡んだ話です

Harashimaがアレコレ述べる章

バチスタシリーズはボチボチ読んでるのですが、面白いですヨ いちいち気障な感じとかチョットどうかな?と思うところもありますが、話の展開や壮大さがいいですネ 登場人物のキャラや個性も読んでいて画が浮かんでくるくらい、リアルにいそうな人で感情移入しやすいように思います

難しい話なんだけど、難しく感じさせないストーリーで一気読みでした バチスタシリーズは数が多くて、どれとどれが繋がってるのか?どれから読んだらいいのか?そんな楽しみ方もあるかと思います

まだ読んだ事ない人、ドラマで観ただけの人にも、もっと読んでもらえたら……切に願っております



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