毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 今回は「意識高い系」という言葉に注目してみようかと思います 世間的にはネガティブであったり嘲笑する言葉としての印象が強く、あまり好意的なイメージはありません では、なぜそうなってしまったのか? その辺を辿りつつダラダラ述べていきます それでは、お付き合いください
いつ頃から使われるようになった言葉なのか?
発祥は2000年頃とされているようです 元々は「能力が高く、知識も経験も豊富な優秀な人材」で、主に学生の事を指す言葉でした その頃には今のようなネガティブなイメージはなく、「意識の高い学生」といえばフツーに何の嫌味も持たない言葉だったんです
では、いつ頃から?何がキッカケで?ネガティブな言葉になってしまったのか?
原因は2008年の「リーマンショック」にあるようです(何?リーマンショックが分からないだと? 簡潔に説明すると、アメリカの投資銀行『リーマンブラザーズ』が経営破綻して、それをきっかけに世界的な株安、金融危機が起こり世界的な不況になったんです)
日本にも不況の波は押し寄せ求人が減り、就職できない学生が増えました そんなタイミングでFacebook(現:Meta)、TwitterといったSNSが日本に上陸します(どちらも2008年) コレに目を付けて…というか若者は新しいモノを好みますから「当然の流れ」だったのかもしれませんが、ネットを利用した活動が活発化していきます
で、この「能力が高く、知識も経験も豊富な優秀な人材(意識高い系)」の学生がネット上で言葉巧みに自分たちを着飾り、大きく見せる欺瞞な態度を投稿するようになると、いわゆるフツーの学生たちから「意識高い系(笑)」と揶揄され嫌悪・嘲笑の的となったのです
意識高い系の定義とは?
では実際に、どんな人の事を「意識高い系」とカテゴライズする、されるのか? 代表的な事例を挙げると
①自分を過剰に演出するが中身が伴っていない者(見栄を張る)
➁前向きすぎて空回りしている者(威勢がいいだけ)
➂インターネット上で自分の経歴・人脈を演出し自己アピールを絶やさない(目立ちたい)といった特徴がある若者が対象でしたが、今では学生に留まらず社会人も対象となっているようです
また、ただ単に真面目に課題や問題に取り組んでいる人や頑張る前向きな人を蔑んだり冷やかしたりする意味で使われる場合もあります これは本人に意識高いつもりはないのに言葉を投げかけられる事案で、投げかける方の意識が低い(妬みや僻み、差別意識が高い)場合に起こります
そして、わずか2年(2010年頃)で「意識高い系」は「口先だけで成果の無い人」を揶揄する言葉になりました(言葉が流行したことで上記のようにチョットした事でも使われるようになり、浸透していったと思われる)
Harashimaがアレコレ述べる章
Harashimaは自覚ないですが、周りから見ると「意識高い系」なのかもしれません(空気は読めないし、失敗も間違いも多いし、周りと合わせられず空回りしてるように見える気がします) Harashimaからすれば「何もしなければ間違うことも失敗することもないだろうし、付和雷同でいれば空回りすることもないだろうネ」って思います
Harashima的には周りの「意識低い系」な人の方が心配になりなります 詳細は控えますが、かなりの重症だと思います 間違った事を刷り込まれたり、勝手に勘違いして覚えた事を盲信・狂信して考え直したりすることも無い…そんな人が鼠算式に増えていく、恐ろしいことです
それでは同じ目的を持っていたとしてもチカラを合わせることは出来ません 目的を達成するための温度(情熱や熱量)に差があり過ぎて浮いてしまう(これを「空回りしてる」と思われてる可能性もある) 困ったモノです
意識は低いより高いに越したことはないはずなのに、「あの人は意識高い系だから…」なんて意識を下げるだけの自己満足な発言する意識に低い人には「俺より意識低い事を自覚してるなら追いつく努力をしろ」と❛❜心の中で❛❜言ってやりましょう クチに出して言うと逆ギレ、逆恨みをする確率高い系なので危険です(笑)
同じくらいの温度をもった人に出会うことは稀かもしれませんが、同じくらい「熱心」に物事に取り組んでる人はいるはずです 根気よく熱心に取り組みましょう