人の口に戸は立てられぬ(ことわざ) 《middle》

ことわざ

毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 今回は、以前から何度も取り上げている話題の一つ「ウワサ」についてのコトワザを紹介します 「人の噂も七十五日」や「他人の不幸は蜜の味」など関連したモノも多く、題材になりやすいのかもしれません それだけウワサは身近で、日常にありふれてますからネ 個人的にはビミョ~に思ってますが…それでは、お付き合いください

意味や由来・語源

世間のウワサや評判を止める事はできない クチに戸(ふた)をして外部に漏れないようにする事はできないという意味です 昨日のブログにも書きましたが、内緒の話のはずが外部に漏れてしまうのは必然といえます 人は大体、他人の醜聞が好きだし、他人が知らなさそうな話知ったら話したくなるものですからネ

由来や語源は想像になりますが、内側(クチ側)で音(声)が発生しても戸(扉や蓋)があれば外には聞こえない(伝わらない)けど、クチに戸を立てるワケにはいかないし、立てられるワケがない、そういった二重の意味になっているシャレの利いた言葉あそびになっているのではないか?と推察します

Harashimaがアレコレ述べる章

日曜日の論語であらかた話してしまったけど、改めて?重ねて?書いておきます ウワサ話を信じるのは勝手だけど、それが「事実」や「真実」とは限らない事を理解しないとステレオタイプ(聴いた事を鵜呑みにして信じてしまう、間違った情報を刷り込まれて先入観や思い込みで物事を決めつけてかかる など)になってしまうので注意が必要です

例えば、既婚の男性が若い女性と一緒に仲良さそうに過ごしているのを見て「あの2人は怪しい、不倫してるんじゃないか?」とウワサになったとします(アリがちな話) 事実は、ただ単に話や気が合うから仲良くしてるだけで、やましい事は何もありません 最初に言い出した人の偏見や思い込み、嫉妬?などによる誤解が「ホントのこと」としてステレオタイプ達の間で広まっていくのです

で、事実を確認もしないでアレコレ勝手に詮索して、勝手にストーリーを作り上げ盛り上がってるワケです その後、女性に彼氏ができ男性は振られて嫉妬して距離を置くようになった…と これも事実は、女性と後輩が付き合ってるのでは?と思った男性が後輩に気を遣って距離をあけていただけ…です

それを、自分たちが創りだしたウワサを信じるあまり事実を置き去りにして、自分たちの信じるストーリーに当てはめて勝手な話を広めるのです これを否定したところで誰も信じない もう、ステレオタイプ達の間では「ホントのこと」になってしまってるからネ

恐ろしい…怖~い…例え話でした

誤解を与える言動にも気を付けないといけませんが、ゴシップやウワサを鵜呑みにしない意識であったり、「調べる」「確かめる」といったことを習慣づけることが大切に思います ちなみに、今回の話に戸を立てる必要はありません 「ホントのこと」ですから なんてナ

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