論語 述而 其の三 《middle》

論語

毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 日曜のお楽しみ!論語の一節を紹介しています 今回は先生である孔子の反省の話です 反省といっても失敗や間違いではなく、自らの行いについてになります どんな内容なのか?気になりますネ それでは、お付き合いください

原文・訳

子曰、德之不脩、學之不講、聞義不能徙、不善不能改、是吾憂也。

子曰く、徳のおさまらざる、学のこうぜざる、を聞きてうつあたわざる、不善の改むる能わざる、是れ吾が憂い也。

解説・意訳

特に難しい漢字はないかと思うけど、「徙る」と「能わざる」を説明しておきます 「徙る」は「移る」と同じです 「能わざる」とは「出来ない」という意味になります これで何となく理解できたかな? それでは、意訳していきます

先生は言った「徳義の修養が不十分であること、学問についても不十分であること、正しいことを聞いてもなかなか実践できないこと、悪い点を(自覚しながら)改められないこと、それらが私の悩みの種だ」 となります

儒家思想の大家といわれる孔子でも反省点が多くあり、そのほとんどが誰にでも心当たりのある内容なので弟子たちも「先生も自分たちと同じような事で悩んでおられるのだ…」とホッとしたと思った事でしょう と解説されていましたが、「そんな…偉大な先生が自分の事を『まだまだ』だなんて言ったら私たちは立つ瀬がない」と途方に暮れる弟子もいたのではないか?と思います

特に前2つの「徳義を修得できていない」「学問が足りてない」なんてのは謙遜だとは思うけど、弟子からしたらプレッシャーに感じるのではないかと思います 後ろの2つは誰にでもある事だと思うので「先生でもか」と共感していたかもしれません

Harashimaがアレコレ述べる章

「なくて七癖(あって四十八癖)」なんてコトワザもありますが、正しい事を聞いても実践できないとか悪癖を直そうとするのは難しい事です …だから悩みの種なんだろうけど

Harashimaにも自覚しているけど直らない、直せない悪癖が多々あります これらを抑え込むのは難しい… なので直すより、上手いこと付き合っていく方法がないか?を考えるようにしています 悪癖が発動するキッカケを把握して発動させないとか、発動してしまった時の対処法を決めておくなど悪癖は悪癖で「個性」として受け入れていくスタンスにしています

「他人や世間に迷惑をかけないように」とは心がけていますが、人は必ず誰かに何処かしら何かしらの迷惑をかけて生きているので、それは無理な話です しかし、嫌がってる人に迷惑を続けるような事は避けたいですネ そこは直せるモノなら直したい

しかし、一方的に「お前が悪い」で押し通そうとする人や、明らかに相手の方が間違っている場合は対応が難しいよネ 若い頃は「相手の間違いを正してやろう」と思って衝突もしましたが、今は「それが相手の常識なんだ」と受け入れ「違うなぁ」と思いつつ「まぁ、そうしろというなら」って感じでいます

善くない事は「ダメだ」とはいいますが、聞き入れられない事が多いと、そうなるよネ そういった事が根付いちゃってるから暴走していても気づかず、歯止めが利かなくなって気づいた頃には手遅れになる…よくある話です

おっと、話が逸れだしたのでそろそろ終いとします

やりたい放題やったツケは自分たちで尻ぬぐいをしてもらいたモノですネ
Harashimaの悩みの種も尽きそうにありません なんてナ

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