毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 日曜のお楽しみ!論語の一節を紹介しています 今回は上手くまとめるのが難しい一節です なぜなら色々な話に結び付けられる内容で、何をメインにして話を進めていこうか迷ってしまうからです 勢いや成り行きに任せてダラダラ述べていくので、お付き合いください
原文・訳
子曰、譬如爲山。未成一簣、止吾止也。譬如平地。雖覆一簣、進吾往也。
子曰く、譬えば山を為るが如し。未だ一簣を成さざるも、止むは吾が止む也。譬えば地を平らかにするが如し。一簣を覆うと雖も、進むは吾が往く也。
解説・意訳
まずは漢字の説明をしていきます 「譬えば」は「例えば」のことです 「一簣」は、参考にしている書籍によると「モッコ:縄や竹、蔓(つる)などを編んで網状にした、土砂などを運ぶ運搬用具」となっています 以上を踏まえて意訳していくと
先生は言った「たとえば山をつくるようなものだ モッコ残り一杯で山が完成するというのに、運ぶのを止めてしまえばそれは自分が止めたのだ (反対に)たとえば地面を平たんにしようとするときに、モッコ一杯分を地面に運んだのであれば、それは進んだことになり前向きになったのである」 となります
要するに前半は「塵も積もれば山となる」、モッコ一杯の土砂を山となるまで積み上げたのに最後の一杯を諦めたのであれば、それは自分が完成を諦めたのだ という事を言っています 後半は「千里の道も一歩から」、山をモッコで平らにしようと思ってモッコ一杯の土砂を山から運んできたなら、それは山を平らにするための一歩であり、前進したということだ という事です
…やっぱり「モッコ」がイマイチ伝わらないかもね う~ん…少量しか運べない網と籠と袋を合わせたような運搬用具、今でいうと工事現場などで目にする、手押しの一輪車…が近いのかな? それで山をつくったり、切り崩したりするのをイメージしてみるのがいいかもしれません それを完成間近で止めるのも自分が決めたことだし、逆に小さい最初の一杯が山を平らにする最初の一歩なのだ ということを言っています
どちらも気が遠くなる話ですが、止めるのも始めるのも自分次第だということです 目標や目的意識をもって達成するまで続ける そういった事を言いたいのではないかと思います 某マンガの有名なセリフ「諦めたらそこで試合終了ですよ」と、アームストロングの「That’s one small step for man, one giant leap for mankind.(人間にとっては小さな一歩だが人類にとっては偉大な一歩だ)」みたいな事です(チョット違うか?)
Harashimaがアレコレ述べる章
何か新しく物事を始める時というのは最初の一歩を踏み出すのが重いです それは年齢を重ねるにつれて大変になります それは多分、今まで(習慣)と違う事を組み込むからで、時間的に難しいとか金銭的に余裕がない(習い事であれば月謝、道具代)などが一歩を躊躇させるのではないかと思います
その最初の一歩を後押しするのが「目標や目的意識」だと思います それがあるから一歩を踏み出せるし、山を平らするまで続ける(頑張る)ことができるのです 資格取得や各種競技のトップ(優勝やタイトル獲得)を目指して勉強や練習をするのと同じです 「思い立ったが吉日」その日がスタートになります
途中で嫌になったりサボったり、色々あっても続けることが大切なのです(時間的な制約があるものもあるのでサボりすぎは要注意です) せっかく続けてきたのに、あと一歩のところで止めてしまう…もったいないことですが、それを決めたのは自分である 孔子はそういっているのです(ケガや病気で続けられなくなってしまう場合もありますが、それは別だと思います)
わが身に思い知らされます Harashimaも最近、不摂生が祟り健康診断で過去最高体重&ウェストを記録してダイエットを決意しました あれから一週間もしないのにすでにサボり気味「三日坊主」という体たらく…心を入れ替えて明日からガンバります!(「今日からじゃないのか?」だって? 今日は日曜日なので勘弁してください)
目標は半年後の健康診断で体重マイナス5Kg(70台前半)、ウェストもマイナス5㎝(85未満)を目指してコツコツ減量していきます こういうのは宣言するとやらざるを得なくなるのでね、自分にプレッシャーをかけるつもりで「有言実行」で励みます
エラいこと言ってしまった気がするけど…半年後をお楽しみに! それでは、また来週!