論語 述而 其の六 《middle》

論語

毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 日曜のお楽しみ!論語の一節を紹介しています 今回は先生(孔子)の考える「理想の境地とは」が詰まった一節です 現代より不便で娯楽も少ない時代ではありますが、孔子の理想とする世界は時代に関係なく通用する内容となっています それでは見ていきましょう

原文・訳

子曰、志於道、據於德、依於仁、游於藝。

子曰く、道に志し、徳に拠り、仁に依り、芸に遊ぶ。

解説・意訳

言葉は短いですが盛りだくさんの内容になっています

難しい漢字はありませんが「拠る」と「依る」の違いをしておきます 「拠る」の方は、根拠の拠でもあり「よりどころ」という意味になります 「依る」は、色々な意味があります ①応じる・従う➁動作の主体を誰と指し示す③頼る・依存するなどがあります
例を挙げると①は、誰かに何かを頼まれた時の返答で「その時の状況にもよるけど、いいよ」の「よる」です ②は「誰々による〇〇です」の「よる」のことになります ③は「〇〇によって△△する」の「よって」です

以上を踏まえて意訳していくと
先生は言った「大いなる道を志し、徳を根本とし、仁によって生き、(そして)芸の世界で遊ぶ」となります

まず、大いなる道というのが「孔子の目指す理想社会(儒教の繁栄など)」で、それを実現するために「徳」と「仁」を実践して生きる そして「芸」で息抜きをする といった意味になります
で、最後の「芸」ですが、これは「六芸」といって「礼(礼儀や所作)」「楽(音楽)」「射(弓)」「御(乗馬)」「書(書道や読書)」「数(算術)」の六つです これらは当時の(立派な)人が身に付けるべき基本的な教養であったそうです

さすが先生、といったところでしょうか? 個人の感想ですが「芸で遊ぶ」といっても、おおよそ「娯楽」には思えないようなモノもありますネ(アレとか、ソレとか)見習いたいモノです

Harashimaがアレコレ述べる章

先週も少し書きましたが、最近は夢や目標などを掲げる事はリスクになる(達成できなかった時にバッシングされる)事も多いように感じる不寛容な時代です このような個人レベルの理想を語るのも危険に思われます それに沿った行いをし続けないと許されず、逆にストレスとなり息が詰まる思いをする事になります(衆人環視が強い)

目標を掲げる事は大切で善いことと思いますがクチに出す場合は公開範囲に気を付けないといけないですネ 今はSNSを使って発信すれば瞬く間に世界中に拡散されてしまう時代です 軽はずみな発言(発信)が大問題になってしまう場合もあります(いわゆる「炎上」です)

Harashimaも新年に打ち立てた目標の内のいくつかは既に未達となってしまっているので、つくづく「クチ(SNSやブログ)に出さなくてよかった」と思っています まぁHarashimaの場合は、ネットで目標や夢や野望を宣言したところで大した人数の目に触れる事もないので、独り言のようなモノになります

しかし、芸能人やインフルエンサーといった有名人は別です 有名であればあるほどチェックやマークが厳しくなります 誤字脱字さえ許されないのかもしれません(個人的にはそんなレベルに感じています) Harashimaはそそっかしい上におっちょこちょいなので誤字脱字、計算間違いなども多く、ホントはSNSやブログは向いていないタイプなのですが、ネットの世界では無名なので何とかやっています(「ネットの世界では」とか「リアルでは有名人」みたいな言い方で恥ずかしいですネ)

おっと、今回は「理想の境地」なはずなのに関係ない話をダラダラとしてしまった

人それぞれの「理想」があると思いますが、誰もが自由闊達に発言できる社会や環境になるといいですネ 理想を現実にするためにも色々と学び、心とmoneyに余裕を持たせましょう! それでは、また来週!

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