毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 日曜のお楽しみ!論語の一節を紹介しています 今回は葬儀についての一節になるのですが、チョット図々しい気のする話です それをキッチリいなす先生(孔子)、さすがです そんな話になっています それでは、お付き合いください

原文・訳
顔淵死。顔路請子之車以爲之椁。子曰、才不才、亦各言其子也。鯉也死。有棺而無椁。吾不徒行以爲之椁。以吾從大夫之後、不可徒行也。
顔淵死す。顔路 子の車以て之れが椁を為らんと請う。子曰く、才あるも才あらざるも、亦た各おの其の子を言う也。鯉や死す。棺有りて椁無し。吾れ徒行して以て之れが椁を為らず。吾れ大夫の後に従うを以て、徒行す可からざる也。
解説・意訳
まずは漢字の説明をしていきます 「顔淵」は孔子の弟子「顔回」のことです 「顔路」は顔回の父親で、こちらも孔子の弟子になります(親子で弟子入りしていたみたいですね) 「椁」は棺桶を二重にする時の外棺になります(当時、身分の高い人を葬る時に棺桶を二重にしたそうです) 「鯉」は孔子の息子「孔鯉」のことです 「徒行」は「徒歩で外出する」といった意味になります 以上を踏まえて意訳していくと…
顔回が死んだ。顔路が、先生の車をいただきそれで椁を作りたいと申し出た。先生は言った「才能があっても無くても(親は)それぞれの子を称揚(※)したがるものだ。(私の息子の)鯉が死んだときは棺は作ったが椁は作らなかった。私は(車を売って)徒歩で外出するような事になるまでして息子に椁を作ることはしなかった。私は丈夫の末席に連なる者で、(馬車に乗らず)徒歩で外出するわけにはいかないからだ。」 となります ※称揚:ほめたたえること
どういう事かというと、孔子の弟子の中でも特に優れていた顔回が亡くなり、その父親である顔路が「息子の棺を身分の高い人が使う椁にしたいから先生の馬車をください」と言い出したのです(ずいぶん勝手で横柄ですよね) それを聞いた先生(孔子)は「親というのは子供の事となると手放しに称揚しがちになる 私の息子が死んだときは棺は作ったが椁は作らなかった なぜなら、私は丈夫(立派な人)といわれる人達の中に加わっており(世間体的にも)馬車なしで外出できない」と顔路を諭している場面になります
顔回が優秀な弟子で、親としては立派な棺で送り出したかったのでしょうが…孔子からすれば「息子が亡くなったときでも椁を作ってないのに? 私の馬車を売って?」と怒ったり呆れたりする場面かもしれませんが、そうはせずに「自分より先に亡くなった子供を褒め称えたい気持ちはわかるが、馬車がないと私も困るのだよ」と優しく諭すのです(けしてケチってる話ではないと思います)
この後、納得して引き下がったのか?まだ食い下がったのか?顔路の返答も気になりますね 個人的な見解としては先生(他人)の馬車を売って豪華な葬儀をしようと考える人なので簡単に引き下がるとは思えないのだけど…どうだったんだろうね …次にいきます
Harashimaがアレコレ述べる章
Harashimaにも子供がおり「自分よりも先に亡くなったら…」なんて考えたくもないけど、事故や病気で突然…なんてことはゼロではないからね そうなった場合、やっぱり少しでも立派な葬儀にしたい気はおきますね(事件や事故、自死など死因により変わりますが…)
何だか暗い話になってしまいそうなので話題を変えます
今回の場合、顔路に椁を作るだけのmoneyがあれば何の問題もなかった(立派な葬儀ができた)のだろうけど、身の丈に合わない(他人のmoneyで)見栄を張ろうとしたのが良くないワケです よくある話ですよね 気持ちはわからなくもないが、よろしくないし顔回も喜ばない気がします
違うな…(顔回が嬉しく思わないであろうことは同じですが)見栄を張るのがよくないのではなく、他力本願で身の丈に合わないことをしようとしたのがよくなかったのか…他人の財産に目をつけ「売り飛ばしましょう」と言い出し、返すつもりもなさそうな勢い…ちょっと怖いですね
自分の都合が最優先で後先や周囲のことを考えない…そういう人が増えたように思います(…またいつものパターン、しょーもない人の話になりそうなので今週はそろそろ終わりにしておきます)
今日は参議院選挙です 国の行く末より自分たちの都合(当選)を優先する候補者が大勢います 惑わされないよう大切な一票を投じてください それでは、また来週!


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