論語 雍也 其の二十八 《middle》

論語

毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 日曜のお楽しみ!論語の一節を紹介しています 今回はバックグラウンド(背景)の説明に手間取りそうな話です なるべく簡潔にまとめて、要点を絞った内容になるようにするので最後までお付き合いください

原文・訳

子見南子。子路不說。夫子矢之曰、予所否者、天厭之、天厭之。

子 南子なんしを見る。子路 よろこ。夫子 之ちかいて曰く、しからざる所の者は、天 てん、天 之を厭てん。

解説・意訳

今回は孔子が衛の国の君主で霊公の夫人である南子と面会した時の話で、この南子という夫人の素行の悪さは有名で「そんな人に会うなんて!」と子路が孔子に詰め寄る場面になります(南子の人物像については本編の16に詳しく述べてるのでコチラを参照してください)

なので前半部分の「見る」は「接見する」、「説ばず」は「喜ばず(不機嫌になる)」といった意味になります 続く「夫子」は孔子です 孔子が「矢った:誓った」のは…意訳後に説明していきます

先生が南子と接見した 子路は不機嫌であった 孔子は誓って言った「私のした事が道から外れていたのなら、天が私を見捨てるだろう 天が私を見捨てるだろう」 となります

「予れ否らざる所の者」は「私が道から外れるような事をしたのならば」といった感じになります 「天 之を厭てん」の「コレ」は「(道から外れるような事をした)孔子」のことです なので、孔子は子路に向かって「南子との面会が道から外れたことならば、必ず天は私を見放すだろう」と、強調して2回繰り返します(どれだけ南子は悪女なんですかネ)

Harashimaがアレコレ述べる章

話が散らかってしまうけど、面会しただけで「道から外れてる」って思わせる南子ってスゴいよネ それくらい「非道い」って事なのかな?(笑) まぁ、後に衛の国の内乱を引き起こすキッカケをつくるらしいから、その頃から片鱗は現れていたんだろうネ 美人でワガママだったそうだし(…偏見?)

参考にしている書籍の解説には、霊公は有名人である孔子を連れて歩くことで親交の深さを誇示したい、南子には「有名人の孔子を誘惑したい」という思惑があったのではないか?とありました 「俺、アイツと仲いいんだ」なアピールは個人的には「へぇ~、あぁ~そぉ…」と思ってしまうんだけど、今も昔も効果抜群なんでしょうネ

大体の場合、アピールする側と利用されてる側の仲はいうほど良くないと思うし、そんなことになった時点で関係は冷えていくように思います(なぜかアピールする側がマウントを仕掛けてくることも多い) 似たような例を挙げると、相撲の世界にある「タニマチ」がそうですネ 本来はmoneyを使って力士を後援・支援する人ですが、見返りのように力士を連れて歩くのは「俺が目をかけてる、俺の知り合い」をアピールしているのだと思います(違っていたらスミマセン)

エラい人やチカラ(権力)のある人と知り合いであることを利用して、自分も強くなった気になる人がいるけど、勘違いでしかないのに酔っちゃってる人が多くて傍から見ていて「恥ずかしくないのかな?」と思ってしまいますが、気づかないよネ(指摘しても酔っちゃってるし、気分を害すだけで聞く耳もないし手に負えない場合がほとんどかと思います)

そんな人にならないよう反面教師にして、出来れば常に利用される側(持ってる人)になれるよう努力を続けたいですネ それでは、また来週!

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