論語 八佾 其の二十六 《middle》

論語

毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 日曜のお楽しみ!論語の一節を紹介しています 何と!今回で八佾編は最後となります 長かったし、難しい一節が多かったけど記事にしながら新たな発見も多かったです これを温故知新(為政・11)といいます なんてナ それでは、今週もお付き合いください

原文・訳

子曰、居上不寛、爲禮不敬、臨喪不哀、吾何以觀之哉。

子曰く、ならず、してせず、んでしまずんば、吾れ何てかれをんや。

解説・意訳

ならず」の「上」とは、年長者や上役のような「上位にいる人」を指し、「寛」は「寛容」の事で「ならず」と続くので「寛容でない」と否定的になります

してせず」の「して」の部分は「礼儀作法を(形式的に)行っているだけ」で、「せず」は「敬意に欠けている」となります

んでしまずんば」は「喪」が「お葬式・葬儀」になります(後は訳さずとも分かると思うので省略します) 以上を踏まえて意訳すると

先生は言った「上位にいながらで寛容でない者、敬意のない礼儀のマネ事をしてるだけの者、葬儀に臨席しながら哀悼しない者を、私は見るに堪えない」となります

Harashimaがアレコレ述べる章

吾れ何てかれをんや」の部分は参考にしている本に倣ってありますが、個人的な意訳を挟むと「私は(彼らの)何処をどう観ればいいのか」と呆れているのかな?と思います どっちにしても落胆させられる人物になります

上位者が寛容でない事はよくあるよネ ふんぞり返って偉そうにして部下の失態などにグチグチネチネチしつこい人、「それはダメだ」「それは許可できない」と聞き入れない人とか色々なタイプがいるかと思います そんな人が全てをストップさせてるのに、気づかないよネ

上記のような上位者がいると「本音と建て前」を使わないといけなくなります そうなると2番目の「敬意のない礼儀のマネ事をしてるだけの者」が登場します 困った上位者を動かすためにおべっかを使ったり、取り入って長いモノに巻かれに行ったりする者の事です

Harashimaはネット上で上位者をコケにしたりしてココに属するタイプになりますが、リアルでは最低限のマナーやモラルは守って接していて、それは本音と建て前というより「秩序を乱さない」事を意識しています(寛容のない無知な上位者は勘違いして失礼無礼な態度を取ることが多いからイラっとさせられるけど)

「生徒が教師を嘲って怒らせる……」なんてニュースがあるけど、秩序を乱す生徒にも問題があるのに堪忍袋の緒が切れた教師が悪者になるのはホント気の毒に思います 言葉の暴力は年齢も知能も幼い方が、後先考えてない分有利ですからネ 幼稚な証拠だと思います

話が逸れました

論語の世界はまだまだ続きます ムダに年だけ取った幼稚な人にならないようコツコツ学びましょう!  来週は論語をお休みして別の古典の話でもしようと思います お楽しみに!


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