ドングリの背比べ(ことわざ)《middle》

ことわざ

毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 今回は割とメジャーで使用率の高いコトワザの話 あまり良い意味で使われることは無いかと思いますので、この先の内容も自ずと知れてしまいますネ なるべく暗くダークな話にならないようにしますので、お付き合いください

意味や由来・語源

どれもこれも同じで特に差もなく、目立つモノもない例えで、そんな意味です 由来や語源として、ドングリ(漢字では「団栗」)は、どれもこれも同じ姿かたちをしており、大して差のない実がたくさん実るからだと思われます

差のない実の背比べをしても目立つモノはない どれも「フツー」であるという事を皮肉っている言葉でもあります 同じ背丈(スペックやレベル)のドングリを並べて背比べ(比較)をしてもムダだ という解釈であります

Harashimaがアレコレ述べる章

非凡な才能=フツーじゃない、という等式が成り立つ場合はフツーな人には「異常」に思われるのは仕方ない事かもしれません 何せフツーですから…それ以上でも以下でもない、何ならフツー=正義であるくらいの感覚だと思われます

そんなフツーの人達が「自分が他人より優れている」とアピールしようと思うなら、自分のセールスポイント(自覚なし)をアピールするよりも他人のマイナスポイントを突いて貶めるのが早くて簡単です

ライバルを蹴落とし、周囲のレベルを下げて、権力者に取り入って、やっと自分が頭一つ抜け出す…そうやってポジションを得るんだろうけど、それって組織や全体にとって望ましい事だろうか? 自己中心的でマイナスな印象が強いのではないでしょうか

そうやって手に入れたポジションで輝けるか?…ある程度、自分は満足して輝くだろうけどチームや組織のメンバーの輝きは消えます この消えた輝きは取り戻せるか? 無理だと思います なぜならこの先、ことごとく輝く前に消されるからです

自分より目立つヤツは憎悪の対象でしかなくなるのです そうなると組織は現状維持が精一杯になります(新しいことに取り組まなくなりますからネ) 結果、取り残されて衰退していくのです(そんな例は枚挙に暇がない)

誰しも学問や学習をする習慣があれば、習熟により差があって目立つはずですが、目立ってしまうと潰される…悪循環ですネ レベルを引き下げた人が、次のレベルを引き下げて自分に服従する(自分と同じ手口を使う)人を登用するループが出来上がり、どんどんレベルは下がっていく そういう事です

学問や学習をせず、楽して簡単においしい思いをしようとするドングリ達が「選ばれよう」と考えれば、こんなことが起きるのかもしれないですネ(組織や企業としては迷惑でしかない事案ですが…) 蝕まれていくだけで立て直すのは難しいかもネ

なぜなら、間違った成功体験が染みついてて、同じ手口を使って保身に走り、元あったレベルに戻すことすら「気に入らない」と邪魔するから結局、現状維持が精一杯になります(上記の「精一杯になる」と同じです) やっぱり、立て直すのは難しいかもネ

切磋琢磨してレベルを上げる方向にもっていくのが正しいんだろうけど…楽して成功しちゃってる人には今更ムリだろうネ 企業にとっては重荷でしかない…

おっと、随分長々と脱線話をしてしまった…

同じ背格好のドングリでも、中身が詰まってるのとスカスカのとでは違うと思います 中身(性格や人間性、最近で言うと「人間力」)で判断するのが主流になっていくのかもしれません 学問や学習を怠らないようにしましょう!

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