歯牙にも掛けない(慣用句) 《middle》

慣用句

毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 今回は慣用句の話 最近あった出来事に絡めてダラダラ述べていきます 抽象的で的外れな空想話になりそうですが、お付き合いください

意味や由来・語源

意味は、相手にしない・意に介さない・無視して問題ない、などです 「歯牙しが」とは「きば」で「クチ」の事を表わしています さらに転じて「言葉や議論」を指すようにもなり「クチに出して言うまでもない」「話にならない」といった意味で使われる場合もあります

由来・語源についてですが、これは「史記」の中の「叔孫通しゅくそんとう列伝」という章で出てきます 詳しい話は割愛しますが、王様から「〇〇とは、どんな人物だ」と質問された時に叔孫通が「ただの盗賊です 歯牙の間に置く必要もない」と答えたのが最初のようです(ちなみに〇〇は王様に反乱する側の指導者の名前になります)

Harashimaがアレコレ述べる章

ここまで進めておいてアレだけど、なんだか気が変わった 予定していた話とは別の話をします

人としての「ステージ(舞台)」が違うのを感じた事ってありませんか? 「レベル」や「次元」と言い換えた方が聞き覚えがあるかもしれません コレは確実にあるモノですが、全くの別モノだと思います コレを勘違いすると偏見や差別につながる、扱いの難しい感覚?です

一つずつ説明していくと、より多くの知識や経験をしている人の事を「レベルが高い」「次元が違う」などと言い、自分とは雲泥の差がある雲の上の人のように思う人がいた場合、その人に「追いつきたい」と励む人と「あんなのは大した事ない」と負け惜しみ?等をいうタイプ(以下:小人)とに大別されると思います

で、小人がマジョリティ…フツーの人の反応だとすると、レベルや次元の違う人(以下:スター)は小人の事を良い意味での「何とも思わないその他大勢」だったのが「自分を貶めようとする見下げた存在」になり、溝ができ深まっていきます お互いにいがみ合う関係の出来上がりです

コレは自分(小人)とスターを比較してしまう、上下や序列で自分が下になってしまう事が認められない、認めたくない事で起こる差別や偏見です どちらに非があるかと言えば…言わずもがな、小人だと思います 劣等感や嫉妬の炎で正しい判断ができない状態なんだと思います(経験者は語る)

では、この感覚を解消する方法はというと、レベルや次元ではなく「ステージ」が違うと考えることです 自分の立ってる舞台とスターの立ってる舞台が違う、そう考えることで劣等感や嫉妬を感じることが低減される(0になるかは自分次第)と思います

どういう事か説明すると
例えば、自分(小人)と同級生の友達が事業を起こし成功したとして、小人は「アイツなんて…」とスターを下げる言動で何とか自分と同じステージに引きずり込もうとします しかし、スターからすれば小人の舞台に乗る意味がないので、相手にしないし、無視して問題ない(歯牙にもかけない)ワケです

スターと自分(小人)では立ってる舞台が違うのは別々の人生を歩んできたので当然の事で、仕方のない事です 運や努力の違い(差)なのかもしれません 立ってる舞台(ステージ)で自分が一番輝くため、同じ舞台に立った時に恥をかかないためにも努力は必要です

相手にされない(歯牙にもかけない)態度を取られるのは不快に感じますが、見返すための発奮材料にして、いつか同じ舞台に立った時に主役(スター)を食う活躍をして留飲を下げましょう!
劣等感や嫉妬に飲み込まれないよう学びましょう!

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