論語 先進 其の十六 《long》

論語

毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 日曜のお楽しみ!論語の一節を紹介しています 今回は有名なコトワザの出典になっている一節です 耳にした事はあっても…何となく意味も知ってるけど…元々の話は知らないかと思います ぜひこの機会に覚えて、誰かに”過不足なし”に教えて差し上げてください なんてナ それでは、お付き合いください

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原文・訳

子貢問、師與商也孰賢。子曰、師也過、商也不及。曰、然則師愈與。子曰、過猶不及也。

子貢しこう問う、師と商といずれかまされる。子曰く、師や過ぎたり、商や及ばず。曰く、然らば則ち師まされるか。子曰く、過ぎたるは猶及ばざるがごとし。

解説・意訳

まずは漢字の説明をしていきます 「子貢」は人の名前で、孔子の弟子です 「師」と「商」も人の名前で「子張(顓孫師)」と「子夏(卜商)」という、両者とも孔子より40歳以上年下の弟子になります 「孰れ」は「どちらが」で、「賢れる」「愈れる」はどちらも「勝る・優れる」という意味です 以上を踏まえて意訳していくと…

子貢がたずねた「師と商のどちらが優れているでしょうか」先生は言った「師はやりすぎで商は引っ込み思案だ」(子貢は)言った「ということは師のほうが優れていますか」先生は言った「やりすぎも引っ込み思案は似たようなものだ」 となります

もう分かったかな?「過ぎたるは猶及ばざるが如し」というコトワザの元となっている話です どちらも優秀な弟子ではあるが「やりすぎな子張と引っ込み思案(積極性の足らない)子夏は、ちょうど真ん中から見れば同じくらいの離れ具合で似たようなものだ」と言っています

要するに「やりすぎも良くないが、積極性に欠けるのも良くない 真ん中(中庸:一方に偏らない・調和がとれている状態)が望ましい」と甲乙をつけなかったという話です 今でもありますが「○○と△△、どっちが大事?」のような、回答者を困らせる質問を上手くかわした話でもあります(明言を避けつつ相手に一定の納得感をあたえている)

おっと、そうじゃない…

過剰も不足もよくない、ほどほどが、ちょうど真ん中くらいがいい…そういうことです けど、この「真ん中」が難しく、真ん中で居続けるのはもっと難しい ちょっとしたキッカケで片方へ偏ってしまうのでバランスを取るのが大変です(気づかない内に偏ってしまっていることもあるからね)

やりすぎは控えめに、引っ込み思案は積極的に、それぞれが真ん中を意識して譲り合ったり主張したりして中庸(調和)を広めるのが平和につながるのだと思います …知らんけど

Harashimaがアレコレ述べる章

ここではHarashimaを含む、勘違いしている方へのリマインドを兼ねた話をしていきます 今回の「過ぎたるは猶及ばざるが如し」と類似したコトワザとして「帯に短し襷(たすき)に長し」を思い浮かべた方、いると思います(何!?いない…だと?! 「いる」体で話を進めます)

「過ぎたるは…」は先ほど紹介した通り「過剰も不足もよくない、ほどほどが、ちょうど真ん中くらいがいいんだよ」という意味です けど、「帯に短し襷に長し」の方は、帯にするには短く襷にするには長い、要するに「中途半端で何の役に立たない」という意味なのです

これを使い間違えると大変なことになります

こういった誤用は他にもあります 例えば「虎穴に入らずんば虎子を得ず」と「火中の栗を拾う」です 「虎穴に入らずんば…」の方は「リスクを取らなければ大きな成果は得られない」という意味ですが、「火中の…」の方は「他人の利益のためにリスクを取って危険に手を出す」という意味です 似ているようで異なります

Harashimaは「タイガー(虎)」を名乗っているのでね 大きな成果を得るために虎穴に入るハードルは無いに等しい(なんてナ) あと、モハメドアリの信者なのでね 「リスクを取る勇気のないヤツの人生は何も成し遂げることのない人生になる」です 積極的にリスクを取る勇気を絞り出しています

これもモハメドアリの影響ですが「思いやりは、地球という家に住むための家賃のようなものだ」も作用しているので、積極的にではありませんが火中の栗を拾うこともします けど、その際は相手を選ぶようにすることにしました ホントならmoneyが発生するような事案をボランティアで行っても感謝どころかリスペクトもなく便利に使うだけの人がいるからね(経験者は語る)

そういう人に限ってクチばっかりで自分じゃ何もしない…偉そうに指示するだけ、なんなら進捗を妨げる「嫌がらせ?」と思うような、変更という名の思い付きを押し付けてくるのです しかも自分の事や都合しか考えない…ホント、帯に短し襷に長しですわ

…おっと、上手い具合にオチがついたけど過激だったかな? 過ぎたるは猶及ばざるが如し…バランスを取らないとね それでは、また来週!

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