毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 日曜のお楽しみ!論語の一節を紹介しています 今週はリアルで用事があって予約投稿で対応しています 今回の一節は珍しく君子らしからぬ言動をする孔子に注目です 年老いてくると思考や頭が固くなるのは仕方ないのかもしれませんが、常に新しい刺激を受けて若々しくありたいですね それでは、お付き合いください

原文・訳
子路使子羔爲費宰。子曰、賊夫人之子。子路曰、有民人焉、有社稷焉。何必讀書、然後爲學。子曰、是故惡夫佞者。
子路 子羔をして費の宰と為らしむ。子曰く、夫の人の子を賊わん。子路曰く、民人有り、社稷有り。何ぞ必ずしも書を読みて、然る後に学ぶと為さんや。子曰く、是の故に夫の佞者を悪む。
解説・意訳
まずは漢字の説明をしていきます 「子羔:高柴」は人の名前で、孔子の弟子にして子路の後輩になります 「費」は地名で、子路が仕えていた季氏(先週を参照)の領地です 「宰」は「大臣・長官」といった意味になります 「賊う」は損なうと似た感じの意味で「ダメにする」といった意味です 「社稷」は「神を祭る祭壇」です ちなみに、社が土地の神で稷は穀物の神になります 「佞者」は「クチが達者・詭弁を弄する者」のことです 以上を踏まえて意訳していくと…
子路が(弟弟子の)子羔を費の長官に推薦した。先生は言った「あの若者をダメにするだろう」 子路は言った「(あそこには)住人もいます。神を祭る社もあります。(実践から学ぶこともあるでしょうから)必ずしも書を読んで、そこから学び取ることだけが『学ぶ』とは言いますまい」先生は言った「これだから口の達者な者は嫌いだ」 となります
特に詳細を説明する必要はない気もしますが、要するに孔子としてはヒヨッコの弟子に長官は「まだ早い」と反対したが、推薦した子路に反論されてしまう場面です 子羔は孔子より30歳下の、子供のような存在の弟子です 先進-18(リンクはコチラ)にも登場している「柴」のことで、孔子の印象としては愚直だが、モッサリとして精彩を欠く人物だったようです
なので反対したのですが推薦した子路に「本を読むだけが学問ではないと思います」と反論され、子路の言い分の方が道理に適っていたいたので憎まれ口(捨て台詞)を言ったのでしょう これも孔子と子路の関係が良好だからこそ言い合いだと思います
昨今であれば「俺がダメだといったらダメだ」でお終いになってしまい、若手にチャンスが回ってこない…なんて事が多いのかな? 上位者の機嫌を窺い、お願いを申し立て、許諾を得るのがフツーと化して事後報告なんて以ての外、「今すぐ取り消せ!なんでお前が決めるんだ!?」とブチキレ案件です(何?Harashimaの周辺だけだって?)
何だかフツーだと思っていたことがフツーではないようなので次にいきます(すっとぼけ)
Harashimaがアレコレ述べる章
「本を読むだけが勉強ではない」その通りです 「若いから・もう年だから」「経験に乏しいから」と諦めたり反対されたりすることは誰しも経験ある…かもしれません けど、やってみないと分からないし、やってみたら案外簡単だったり自分に向いていたりする事ってあると思います そういう意味では今回の孔子の言動は珍しく君子っぽくないエピソードのように思います
特に最後の一言は余計で、言わなくていい、誰の得にもならない、面白くもない一言でした 悪態をつきたい気持ちも理解できますが、そこを堪えるのが君子のような気がします(独りになった時にボソッと呟くならいいと思うけど、子路のいる前で子路に向っていうのは気が知れた中であっても避けた方がいいと思います)
何がキッカケで関係が壊れるか分からないですからね 昨今は特に、SNSであったり動画配信であったりがキッカケで死に至るケースもありますからね 「口は禍の元」「人の振り見て我が振り直せ」です 立場が上がれば上がるほど言動には注意が必要になるのですが、その事に気づかずアップデートもせずにいて今まで通りが通用しなくなり炎上するパターンも見かけます
Harashimaも最近、「近所のオッさん」レベルで事足りていた振る舞いや言動が物足りない(相手にとって失礼になるような)状態になり、かなり困っています こういうのって一朝一夕では身につかないですからね…失礼のないよう気をつけていますが、もう遅いかもしれない
それこそ「もう年だから」と諦めることなく、年下に窘められて憎まれ口を叩かないように精進していきたいですな それでは、また来週!


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