論語 公冶長 其の二十 《middle》

論語

毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 日曜のお楽しみ!論語の一節を紹介しています 先回は長くて大変だったけど今回は短めです けど、内容的には今回の方が紹介するのが難しいように感じます とりあえず、お付き合いください

原文・訳

季文子三思而後行、子聞之曰、再思斯可矣。

季文子 三たび思いて而る後に行う。子 之れを聞きて曰く、再びせば斯れ可なり。

解説・意訳

まず季文子きぶんしについてですが、孔子が生まれる前に活躍した魯の国の宰相(日本でいう首相)で、本名を季孫きそんといい文は以前紹介したおくりなになります (謚については公冶長15を参照してください) その季文子という人物は、何かをする際は3回考えた後から行うほど慎重な性格だったそうです

季文子のこのエピソードを聞いた孔子は「ふたたびせばれ可なり(2度考えるだけでいい)」と言い切ってしまうのです 一応、意訳しておくと

季文子は三度考えた後に物事を実行に移した 先生はこれを聞いて言った「二度で十分だ」 となります

熟考することは決して悪い事ではありませんが、考えすぎて判断・決断が遅れてチャンスを逃すって事もあります 孔子が「2度で十分」と言い切ってるのは、そういう事を言ってるのかもしれません 知らんけど

Harashimaがアレコレ述べる章

「直感は割と正しい(合ってる)」なんて事を耳にしますが、Harashimaは幼少の頃から経験で間違ってる事が多かったので(現在進行形です)直感は余りアテにしてません 先日の話ではありませんが、なるべく先人の知恵を拝借したり過去の出来事に照らし合わせるようにしています

な~んて言ってますが、まだまだそんな域に達しておらず7:3くらいで直感や思い付きで行動してしまい失敗する日々です なんなら慎重になり過ぎてタイミングを逃してしまった事も多々あります 判断・決断までに考える回数は関係ないように思います

「判断・決断は早い方がいい」なんて事も耳にしますが、コチラの失敗談も多々あるので、いち早く飛びつく事もしないようにしています(最近、やってしまいホトホト困ってる案件がある)上手い話には気を付けないとネ

結果、何度考えようとも何が起きるかはやってみないと分からないワケです 考えて考えて行った事が間違いや失敗になる事もあれば、勢いで始めたら上手くいったなんて事もあります 結局は運やタイミングという曖昧なモノになるのかもしれません

運やタイミングを逃さないように、巡って来た時に確実に掴めるように日頃から自己研鑽に励みましょう(こんな感じでいいかな?)

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