毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 日曜のお楽しみ!論語の一節を紹介しています 今週から雍也編となり心機一転、ガンバっていこうかと思っているのですが何やら活力というのかな?漲る、溢れる「気」が足りてない状態ですので、サラッと塩っぱい中身になるかもしれませんが、お付き合いください
原文・訳
子曰、雍也可使南面。
子曰く、雍や南面せしむ可し。
解説・意訳
短い一節ですので、先に意訳してから解説していきます
先生は言った「雍(冉雍)は君主にしてもよい男だ」 となります
雍とは孔子の弟子の一人、冉雍のことであり、あざなを仲弓といい公冶長編にも登場しています(公冶長5を参照) そんな雍のことを孔子は「南面」、これは「君主や人の上に立つ人」という意味らしく、それくらい優秀な人物だと絶賛しています …以上
Harashimaがアレコレ述べる章
親子ほど年の離れた弟子(推定で29歳差、もちろん孔子の方が年上)のことをベタ褒めするほど優秀な人物だったのか?ただの依怙贔屓なのか?は確かめようもないですが、ポジティブな言葉で他人に紹介する孔子にも好感が持てます
他人を評する時に自分の方が上なのを印象付けるためにマウント的な語り口でネガティブな情報を無意識に刷り込む自己肯定感の低い人もいますが、できれば他人の善い面を素直に認める事ができる人物でありたいですよネ
それには他人に負けない努力や自己研鑽が欠かせません 相手の足を引っ張るのではなく自分を高める事を考え(正しい競争意識)、学ぶ事で自己肯定感も高まっていくモノと思われます 他人を妬んで貶めるような事をするのは自分が努力して積み上げるより簡単な事です 何の徳にもならない
気づいて改めましょう