雀百まで踊り忘れず(ことわざ) 《middle》

ことわざ

毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 今回はコトワザの話 悪癖……というのか、身に付いた習慣を変えるのは難しいですネ そんな話を交えつつダラダラと述べていきますので、お付き合いください

意味や由来・語源

幼少の頃に身につけた習慣や若い時に覚えた道楽は、いくつになっても直らないという意味で、由来や語源となるのは「いろはかるた」のようです(かるた由来、多いですネ) かるたの元ネタなのか?1642年(寛永19年)に作られた俳句集『鷹筑波集たかつくばしゅう』にも掲載されてるそうです

余談になりますが、「すずめ百まで…」の百は年齢の事らしいですが、雀の正確な寿命は分かってないそうです(あまり調査されてないんだって) 「…踊り忘れず」の踊りは雛(幼少)の頃からヒョコヒョコ?ピョンピョン?跳ねるように移動するのが踊っているように見え、成鳥になっても変わらない事を踊り忘れずと表現しているらしいです 想像力や遊び心を感じますネ

Harashimaがアレコレ述べる章

先ほど「想像力や遊び心を感じる」と肯定的、ポジティブに感じる表現をしましたが、使用例としては「長年の悪癖が直らない」「幼少より変わらない(成長していない)」などネガティブな意味で使われることが多いかと思います(雀にしてみれば言いがかりでしかなく、不愉快だろうネ) そんな「雀百まで踊り忘れず」のポジティブな使い方を考えたので披露します

人間を幼・少・青・壮・老と年期で大別して考えます 幼少期と変わらない事を青壮老年期で行うとネガティブな意味で使われるワケですが、見方を変えると「長年変わる事なく続けてきた」という事にもなります あるいは幼少期に身に付けた事を今も覚えている(「昔取った杵柄」ともいう)という見方も出来ます すでにポジティブな感じがしてきません?

例えば、KINGカズのことを指して、雀百まで踊り忘れずといえばポジティブなイメージになるでしょ?! 
例えば、自転車で激走する老年期の元棋士を指して、 (自転車に操る技術を)雀百まで踊り忘れずといえばポジティブなイメージになるでしょ?!

要するに「自分からや世間的に見て」が基準になっていて、言葉のイメージが刷り込まれてしまってるワケです ネガティブなイメージで刷り込まれている人に使用すれば相手は不快に思う、怒り出すかもしれません なので、使用する際は注意してください お勧めはしません

最後に、なんだかおかしな話になりますがHarashimaは幼少期より「変わってる人」だったんだけど、いい年したオッサンになっても「(幼少期と)変わってない」雀百まで踊り忘れずなのは、これ如何に? なんてナ

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