論語 顔淵 其の十一《middle》

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毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 日曜のお楽しみ!論語の一節を紹介しています 今回は孔子が君主に諌言的にアドバイスをするも通じなかった(伝わらなかった)一節です こういう場合、伝わるように言い直すのがいいのか?もう放っておくのがいいのか?迷うところですよね 気づいて聞き入れられるような人になりたいですね それでは、お付き合いください

日曜日(日:太陽)
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原文・訳

齊景公問政於孔子。孔子對曰、君君、臣臣、父父、子子。公曰、善哉。信如君不君、臣不臣、父不父、子不子、雖有粟、吾得而食諸。

せい景公けいこう まつりごとを孔子に問う。孔子こたえて曰く、きみ君たり、しん臣たり、ちち父たり、子子たり。公曰く、善きかなまことし君君たらず、臣臣たらず、父父たらず、子子たらずば、ぞく有りといえども、吾れ得てこれを食らわんや。

解説・意訳

まずは漢字の説明をしていきます 「斉の景公」は、斉の国の26代君主で、詳しい人物像は割愛しますが立派な君主と言い難い、凡庸な君主だったようです 「政」は、主に「政治」のことです 「対えて」は「答える」になります 「粟」は「食糧(主食)」のことです 以上を踏まえて意訳していくと…

斉の景公が政治について孔子に質問した。孔子は答えて言った「君主は君主らしく、臣下は臣下らしく、父は父らしく、子は子らしくあることです。」景公は言った「善いことだ、本当にもし、君主が君主らしく、臣下が臣下らしく、父が父らしく、子が子らしくなかったら、食糧が豊富にあっても、私がこれ(食糧)を得て食べることができないな」 となります

背景も含めて解説すると、凡庸な君主に政治について質問された孔子が、斉の国の現状(混乱の渦中にある)を理解して、質問の答えと解決策になるアドバイス(諌言)をしているのですが、景公は国の事より自分の事(食糧があっても手に入らなくなる)を心配している話です

孔子としては、国が混乱状態にあるのは君主が君主らしい事をしない(事態の収拾をしない)から、臣下は臣下の、父は父の、子は子の役割を果たそうとしないのだ。と言っているのですが…景公には通じず、的外れな理解をして独り言ちてしまう そんな内容です

Harashimaがアレコレ述べる章

今回の一節の景公の一連の流れというのは「俺は偉い」「俺とお前とでは格が違う」と思っている人にありがちな反応な気がします 純粋に政治について質問したのではなく、自分の考えに近い答えが返ってくる事を確認するための質問のように思えます(邪推にはなりますが「善き哉(善いことだ)」という一言がソレを表しているように思います)

逆に、その時の機嫌にもより「そうじゃない、○○が政というモノだ」というような言い方をして相手のマウントを取るパターンもあります(気まぐれなのでね) こっちのパターンは面倒くさい…なぜなら、ほとんどが自己中心的な自慢話のような理屈でツッコミどころ満載の独演会を聞かされる羽目になる確率が高い

実力や能力があって勝ち取った話であれば参考になるのですが、長い物に巻かれて得た間違った成功体験を語られても「あぁ、こうやって衰退していくんだなぁ」と余計に覚めるだけです 反面教師にしかなりません(勘違いしちゃってるし、思考停止して聞く耳も失うよね)

おっと、また…役割を忘れてダラダラと、そろそろ終わりにします

今回の一節は、国が混乱しているのに役割を果たさない君主への嫌味や皮肉ともとれる話ですが、嫌味や皮肉というのは相手に伝わってこそ効果のあるモノです 景公が鈍いのか?スパイスが足りなかったのか?は不明ですが、パワー(権力)のある人が正しく役割を果たせば、下の者も自分の役割を果たすようになるのでは?って思います

Harashimaも末端作業者は末端作業者らしく…って、それは理解してるけどそれでは退屈なのでね 末端作業者とは別の役割で責任や務めを果たして、moneyに結びつけて稼げるようにならないとね …試行錯誤が続きます また来週! 

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