帯に短しタスキに長し(ことわざ) 《middle》

ことわざ

毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 今回はコトワザの話をします 言葉は割と知られているし、使う場面も多いように思うけど実際に耳にする機会は少ない気がします このブログから得る情報も帯に短しタスキに長しだって? やかましいワ! とりあえず、お付き合いください

意味や由来・語源

まだ日本が着物を常用していた頃、帯にするには短いしタスキ(襷)にするには長すぎる生地は用途がなかったことから、中途半端で不便な時を表わすコトワザです

ちなみに、襷というのは着物の袖や袂(たもと)が邪魔にならないように肩や脇に通す紐や生地です 時代劇などで生地を口に咥えて素早く回して肩口で結ぶシーンがあるかと思いますが、あの紐です

例文をひとつ
彼(彼女)はGood lookingで仕事も出来て優秀で頼もしいのだが、ケチで意地汚くプライドが高いのが目立つ パートナーにするには帯に短しタスキに長しってヤツだ

Harashimaがアレコレ述べる章

少しニュアンスは違うけど、故事成語に「過ぎたるは猶及ばざるが如し」というのがあります コチラは、ヤり過ぎもヤらなさ過ぎも中途半端でどちらも足らない というものです

共通するキーワードは「中途半端」です タスキにするには長いなら切ればいい話ですが、切ってしまうとタスキにしかなりません 要は別の用途を考えればいいのです そうすれば中途半端ではなく「ジャスト」となります

「足らない」方は難しく、基準や標準となるレベルが一定であれば過不足は一目瞭然ですが、人により求めるモノが違ったり変わったりすれば基準や標準なんて有って無いモノになります(何でも他人に求める人は何をしても「足らない」と要求がエスカレートするので気を付けましょう)

基準や標準が定まっていれば「過ぎる人」は抑えるか、より高い基準や標準の求められる場へ移動すればいいし「不足してる人」は努力するか、より基準や標準がユルい場へ移動すればいいのではないでしょうか?(これを適材適所といいます)

簡単な事ではないけど、過不足は不便でもったいないモノです 大変な労力ですが、資源(人・モノ・金)を効率的で有効に利用する事を考えれば、人の入れ替えで効果が上がるのであれば取り組む価値はあるように思います

中途半端やギャップは現状と理想の差ですから、昨今の流行りで言えば「ビジネス・チャンス」ですヨ 画期的なアイディアが生まれるかもしれないし、帯に短しタスキに長しなアイディアになるかもしれません(笑)

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