論語 為政 其の三 ≪middle≫

論語

毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 日曜のお楽しみ!論語の一節を紹介しています 今回は昨今の政治的な混乱や問題の解決にも通じる?一節です お付き合いください

原文・訳

子曰、道之以政、齊之以刑、民免而無恥。道之以徳、齊之以禮、有恥且格。

子曰く、之れを道びくに政を以てし、之れを斉うるに刑を以てせば、民免れて恥無し。之れを道びくに徳を以てし、之れを斉うるに礼を以てせば、恥有りて且つ格る。

解説・意訳

漢字の説明をします
道びく=導く  政(まつりごと)=政治の事だと思ってください  齊(斉)=整える
禮(れい)=礼   格(いたる)=至る  となります

それを踏まえて訳すと
先生はいった「人々を導く場合に政治(法や禁令)によって、刑罰を加えるよう整えたなら、刑罰を逃れる事を考え、恥じる心が無くなる。人々を導くにあたって徳をもって、礼により整えたなら、恥じる心が生まれ、道から外れないように至る」 となります

極端な一節にも思えますが前半部分は、規則や罰則で人々を統率しようとしてもルールの穴を探したり、抜け道を考える人がいるものです そんな人に自分の行いが「恥」であるという意識はないとなります 後半部分は、徳や礼によって人々を導けば人々は互いの行いを見て自分を正すようになり道を外さなくなる という一節です

 Harashimaがアレコレ述べる章

いつの時代も法の網目を掻い潜ってズルをする人はいます 最近ではズルとブレイクスルーが混同されてしまいがちで早い者勝ち、やった者勝ちな世相になっているように感じます 特に「お金」が最優先で、お金さえあれば幸せだ と考えている人が多いようです

人を欺きペテンにかけて儲けるような手口で「騙される方が悪い」と開き直ったり、暗黙の了解や紳士協定のような信頼関係を反故にする手口でマウントをしかけたり、徳や礼とはかけ離れた状況が続いています(大国どうしの貿易戦争が好例かもしれないですネ)

このような状況を引き起こすのも「お金(経済)」重視の結果であって、道徳や思いやりの精神が希薄になっているのも経済的にも心にも余裕がないからだと思います(Harashimaもお金が大切なのは否定しませんが最優先ではなく、無いよりあった方がいい程度に考えています)

余裕がないから周りが見えず「恥」だと気づかない場合もあるけど、恥を恥と思わない人は気づかないままなんだよネ 下手にたしなめると逆恨みをされる場合もあるから難しいところです

少し逸れますが、儒教は「性善説」というスタンスをとっています 性善説とは、人間の本性は基本的に「善」である という考えでいます なので、徳や礼によって導けば自分の行いを「恥ずかしい」と思い改める という論理です なので、根っからの性悪には通じません 理解も出来ないと思います けど、「そんな人もいる」って事で流します

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まとめ

長々とダラダラ述べてしまったけど要するに、人の上に立って導く人はルールで縛りつけて違反者に罰を与えるのではなく「それはイケない事なんだヨ」と諭したり、自らの行動で示して気づかせることが統治の極意である という事を指している一節なのです 実践してみて下さい

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