毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 今回は比較的新しい諺?を取り上げてみたいと思います 先日お亡くなりになった名選手で名監督だったノムさんには当てはまらない話ですが、お付き合いください
意味や背景
諺といえるかビミョ~ですが、スポーツやビジネスの世界では頻繁に耳にする言葉で歴史は浅いかもしれないけど諺として扱ってよいのではないかと勝手に解釈して話を進めます 意味は深く考えずとも理解できると思います 優れた選手だった人が必ずしも名監督になるワケではないという事です
こう言われるようになった背景には、特に日本でいえば「野球」の影響が強いと考えています 50~60年前にTVが普及して庶民の娯楽の中心になりつつあり、力道山や大鵬が活躍するプロレスや相撲、王・長嶋(もちろんノムさんも)が活躍したプロ野球の人気は凄まじく、数多くの選手がしのぎを削って活躍していました
そんな中、スーパースターとまではいかなくともスター選手はいたワケで、野球は引退したスター選手が所属していたチームの監督になるというパターンが特に多く、監督になって成績が上がる(優勝に導く)ことは稀でした (話題づくりで「集客」という面もあったんでしょうけど)
そんな事が多々あって出来た揶揄が「名選手、名監督にあらず」だと思います
Harashimaがアレコレ述べる章
名選手が名監督になれないのは、選手と監督では求められる事が違う・変わるので、そこに適応せず選手目線のまま、選手と同じようなマインドで監督を務めているから選手やチームが機能しないのです 自分の理想や型を押し付けるだけで、最悪チームを壊してしまいます
監督として譲れない部分もあるだろうけど、相手を頭ごなしに押さえつけて従わせるような指導法では禍根を残し反発され手に負えなくなります しっかり相手の言い分を聴いて、その上でコチラの想いとすり合わせていく、お互いが半歩づつ譲り合うカタチがいいのではないかと思います
サラリーマンなんかは、こうなりやすい環境にあるよネ 現場を駆け回って成績を上げる事で評価されて管理職へ出世するけど、管理職の経験のないまま責任だけ負わされて上と下との板挟みに苦しむ人が多いでしょ? プレイヤーとしての技術や経験は豊富で自信を持っているだろうけど、急にマネジャーとして活躍を期待されてもカードも引き出しも持っていないので躓きます
知らないなら聞けばいいのに、ショーモないプライドが邪魔するのか?高圧的な態度で他人に押し付けるだけになり、押し付けられた方は「やらされ仕事」になって仕事の質も落ちます 結局、悪循環になって組織は傾いていくのです
まとめ
プレイヤーとマネジャーでは役割が違い、求められるモノも変わります 出世欲に駆られて社内政治に精を出すだけで中身の伴わない人を管理職に就けても上手くはいかないモノです プレイヤーとして物足りなくてもマネジャーとして活躍するパターンもあります 「適材適所」ってヤツです 「迷」監督にならないように学びましょう