かませ犬 ~アンダードッグ~(慣用句) ≪middle≫

慣用句

毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 今回は慣用句に絡めてボクシング界のレジェンド、マニー”パックマン”パッキャオの話をダラダラと書いてみたいと思います お付き合いください

フィリピンの英雄

にわかファンでも名前くらい聞いた事はあるであろうパッキャオの話をします かと言って、生い立ちやバックグラウンドを語るのではなく「ボクサーとして」をメインにフューチャーした話をしたいと思います とりあえず、この章では現在の状況を軽く紹介しておきます

現在は41歳で世界ウェルター級チャンピオンの傍らフィリピンの国会議員(上院議員で次期大統領候補)として精力的に活動しています

デビューからスターダムにのし上がるまで

パッキャオは元々はフライ級(48.988 – 50.802kg)でデビューした軽量級の選手でした その頃には日本人との対戦もあり来日もしています(1ラウンドKO勝ち) この頃はまだまだ無名でした

初のメジャータイトルは1998年にWBCのフライ級なのですが、初防衛を体重超過で失格してしまい試合もKO負けしてしまいます そこから一気に3階級upします 2001年にスーパーバンタム級(53.524 – 55.338kg)でタイトルを獲得、2階級制覇を達成します

そこから2003年にフェザー級( 55.338 – 57.153kg)に昇級してメキシコのスーパースターと対戦します この試合にTKOで勝利して注目され評価を高めました (すでにデビューから6kg以上の増量してます)

スターダム、絶頂期

続く2004年、終生のライバル(4度対戦する4階級制覇のメキシカン)との第1戦を3者3様のドローとします その後スーパーフェザー級に昇級して別のメキシカンスターに判定負けを喫するも翌年にTKOでリベンジを果たします スーパーフェザー級時代はライバルが多く、2008年までリマッチ、ラバーマッチが多く相手「決着マッチ」が目立ちました

2008年にライト級のタイトルを獲得して、アジア人初の4階級制覇を達成します 同年の年末には2階級upしてボクシング界をけん引してきたアメリカのゴールデンボーイ(すでに黄昏時でしたが)を相手にTKO勝ちをしました(相手は2階級上のミドル級のタイトルも獲得した6階級制覇のレジェンド)ここがハイライトだと思ったら大間違いですヨ

2010年にはスーパーウェルター級(66.678 – 69.853kg)、正確には4ポンド下回る150ポンドの契約体重で王座決定戦を戦い3-0の大差判定勝ちをおさめ、フライ級~スーパーウェルター級まで(タイトルは獲ってないが)実質10階級制覇を達成します

デビュー時の体重が50kgそこそこなのに70kg弱まで増量しても一線級でいられるパッキャオがいかに飛び抜けた存在であるかが分かると思います

まだ話は尽きないが、噛ませ犬の話

なぜパッキャオが注目され、大舞台が用意されるのか? それは「今回は流石に勝てないだろう」というマッチメイクにパッキャオが勝ち続けたからです パッキャオも「より高いファイトマネーを得るために」ビッグネームへの挑戦を恐れなかったからです

パッキャオは常に「噛ませ犬(アンダードッグ)」でした それがモチベーションになっていたのかもしれません オーディエンスも「今回はパッキャオが勝つ事は難しいだろう」と思いながら観戦して裏切られる度にパッキャオに夢中になるワケです

まとめ

本来の意味から逸れた話をダラダラと書いてしまいましたが、どうでした? パッキャオが気になりません? 今も現役で、全盛期ほどの輝きは無くなってしまったけどトップクラスのチカラは維持しているレジェンドです 2017年の「世紀の一戦」といわれた300億円マッチの話は後日改めて記事にしますネ

「噛ませ犬」は周囲の人達が勝手に判断するイメージであって事実ではない パッキャオを見習って「番狂わせ」を演出する存在になりたいですネ

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