論語 學而 其の二 《short》

論語

毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 2回目の論語の話をしようと思います お付き合いください

原文 訳

有子曰、其爲人也考弟、而好犯上者鮮矣。不好犯上、而好作亂者、未之有也。君子務本。本立而道生。考弟也者、其亂仁之本與。

有子曰く、其の人と為りや考弟にして、而も上を犯すことを好む者は鮮し。上を犯すことを好まずして、而も乱を作すことを好む者は、未だ之れ有らざる也。君子は本を務む。本立ちて道生ず。考弟なる者は、其れ仁の本為るか。

意訳

有子は言った「その人柄が、身内の年長者に対して素直であれば、目上の人に反抗したがる者は少ない。目上の人に反抗しない者で、 混乱を引き起こす者はいない。君子は根本の事に努力する。根本がしっかりしていれば道は自ずと生じる。身内の年長者に対する素直さは仁の根本だろうか

この節は有子(孔子の弟子)という高弟の言葉です 論語は孔子が亡くなった後に弟子達より書き足されたりもしているので、色々な弟子達も登場します さて、今回の話ですが「長幼の序」の事を指しているのでしょう 長幼の序とは「年長者は年下の者をかわいがり、若輩者は年長者を敬いなさい」という儒教の教えの、それこそ根本にある考えです

古来より日本人には馴染みが深い考え方で「そんなの当然だ」とお思いの方もいるかと思います Harashimaも当然、近い感覚でいます やはり年長者には経験があり知識も豊富で、どこか敵わない威厳のようなものを持っている ” はず ” だからです しかし、ただ単に威張り散らしてるだけの ” 偽物 ” もいますネ

ムダに年を取っただけの偽物は「自分の方が年上だから」という理由だけでムダに威張り散らすのです(肩書で人物を判断する人も同じです)勘違いも甚だしい小人(しょうもない人)ですワ   ←このように、年長者をバカにするような若輩者が「混乱を引き起こす」とも言ってるワケです 馴れ馴れしくタメ口で話しかけてくるヤツとかもいるでしょ? 「長幼の序」とは難しいのですヨ

君子や仁については、おいおい学んでいくうちに何となくボンヤリと理解できると思います 今回はここまでにします 次回をお楽しみに!!

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