論語 子路 其の九《long》

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毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 日曜のお楽しみ!論語の一節を紹介しています 今週は、ふとした事も逃さないアンテナの高さを持った政治や金儲けが得意な弟子との会話です(色々と「鼻が利く」というのかな?) よい師弟関係が築けているのだと思います それでは、お付き合いください 

日曜日(日:太陽)
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原文・訳

子適衛。冉有僕。子曰、庶矣哉。冉有曰、既庶矣。又何加焉。曰、富之。曰、既富矣。又何加焉。曰、教之。

子 衛にく。冉有ぜんゆう 僕たり。子曰く、おおき哉。冉有曰く、すでに庶し。又た何をか加えん。曰く、之れを富まさん。曰く、既に富めり。又た何をか加えん。曰く、之れを教えん。

解説・意訳

まずは漢字の説明をしていきます 「適く」は「行く」です 「冉有」は、たびたび登場している弟子の名前で、政治家向きでmoneyを稼ぐのも得意な人物になります 「僕」は、ここでは「馬車を運転する御者」です 「庶い」は「多い」になります 以上を踏まえて意訳すると…

先生が衛に行かれたとき、冉有が御者をつとめた。(その時に)先生が言った「人が多いな。」冉有は言った「人口は増えました。その次に何が必要になりますか。」(先生は)言った「裕福にすることだ。」(冉有は)言った「裕福になりました。その次に何が必要になりますか。」(先生は)言った「教育だ」 となります

孔子と冉有が衛の国に行った時の会話ですね 衛の国の人口の多さに驚き気味の孔子が「人多いな」とつぶやくと、すかさず冉有が「人口が増えた国の次の一手とは何ですか?」と質問します これに孔子は「経済を発展させて民衆を裕福にすることだ」と答えます 続けて冉有が「経済成長した次の一手は?」と質問すると「教育だ」と答えるワケです はて?どこかで聞いたことあるような…

日本の高度成長期の話と被りませんか? ベビーブームで人口が劇的に増えて経済発展して、大学への進学率も飛躍的に伸びる… そんな時代だったと思います いつまでも続くモノかと思っていたら…どこで間違ったのか? 今は全て逆行しているように感じます(人口:減少傾向が確実、経済発展:後退もしくは停滞、教育:予算削減の影響?でランキングも下降線) これでは… おっと、そういう話は次の段落ですね

戻します

政治家向きで金儲けも得意な冉有は、衛の国に興味を持った(儲かりそうな臭いがした)のかもしれないですね 人が多ければ、それだけ多くのmoneyが動いている(経済が回っている)ということに気づいていて、その次が知りたかったのだと思います そして、孔子の答えは「教育」でした 孔子の話を信用して学習塾や幼児教育に乗り出せば…儲かるかもしれませんね 次にいきます

Harashimaがアレコレ述べる章

先ほどは孔子の答え「教育だ」を、商売を基準にして幼児教育や学習塾を始めれば儲かるのでは?と紹介しましたが、ここでは政治を基準にした話をします(moneyが好きすぎてmoneyの話を優先してしまったけど、本来はコチラを先に説明しないといけなかった(笑))

多分、孔子のいう「教育だ」は礼儀や節度、思いやりといった”人として”の部分のことだと思われます 人々が、裕福になったとしても心が貧しければ真の意味での幸福とは言えないと考えていたのだと思います 例えば、金に物を言わせて他人を虐げることに何の罪悪感も持たないとか、モノを粗末に扱って大事にしない(もったいない、有難味を感じない)などの事です

コチラの話は中国人の「爆買い」などが好例かと思います 人口爆発、経済発展の目覚ましかった中国ですが、裕福になって教育にチカラを入れなかったために外国(日本)で爆買い(散財)していました 色々な諸事情もあって今は鳴りを潜めていますが、あの教育の行き届いていない中国人の振る舞いには驚きでしたよね 「自分さえよければいい」「他人の迷惑、顧みず…」とても論語の故郷とは思えない行儀の悪さでしたね(もちろん「全ての中国人が」ではないですよ 一部の…です)

裕福になって気も大きくなってmoneyがあれば何でも思い通りにできる…そんな錯覚に囚われて自分を見失うのでしょうね 教育が間に合っていなかったから心が貧しく、礼儀や節度、思いやりといった部分が育たないままな人が大挙して爆買いしていったのだと思います

…おっと、政治の話でしたね

裕福になり、教育により心も豊かになった先に望むのは「安全」であったり「安定(裕福な暮らしが続くこと)」ではないでしょうか? けど、ここからが難しい 自分たちの安全や安定を守るため(奪われないため)に武装をしたり、ウソをついて騙したり偽ったり…が始まります ある意味で仕方ない、起こるべくして起こる事…ですね

そうならない手前、それが中庸(バランスの取れた真ん中)という考えではないでしょうか? 「過ぎたるは猶及ばざるが如し」やり過ぎも足りないのも同じで、どちらも役に立たない(よくない)という話(先進16:リンクはコチラ)と似ています ほどほどが丁度いい…そんなオチです

まぁ、一度くらい金持ちの気分を味わってみたい気もしますけどねぇ(笑:目は笑っていない)
なんてナ また来週!

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