論語 子路 其の七《middle》

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毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 日曜のお楽しみ!論語の一節を紹介しています 今週は短くてシンプルな一節です こういうタイプは話を広げにくくて苦労す… おっと、こちらの事情でしたね 何とか捻り出します それでは、お付き合いください

日曜日(日:太陽)
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原文・訳

子曰、魯衛之政、兄弟也。

子曰、魯・衛のまつりごとは、兄弟けいてい也。

解説・意訳

まずは漢字の説明をしていきますがぁ… ここもサラッと行きますね 魯と衛は国の名前です 政は主に政治のことを指します 以上を踏まえて意訳すると…

先生は言った「魯と衛の政治は、兄弟だ」 となります

そのまま素直に読み取ると「魯と衛の政治はよく似ていて兄弟のようだ」で、実際その通り似通った文化や気風だったそうです それもそのはず、本当の兄弟らしいですからね そして、魯は孔子の故郷でもあります 孔子が尊敬する君主:周公旦が治めた国です で、衛は周公旦の弟:康叔になります

ここからはチョット余談です 周公旦と康叔には兄がいて、その兄が周王朝を成立させた「武王」です(「武王」は複数いて、「周の武王」になります) 武王が殷を滅ぼし、周王朝として統治するのを補佐した周公旦が魯を治めます(「封権制」というヤツです)

その後、武王が亡くなって武王の子が跡継ぎになるのですが、その子がまだ幼いため、周公旦が国政を代行します その過程でゴニョゴニョ・バチバチあって周公旦が康叔を衛の君主にします けどこの時、康叔も若くて心配だった周公旦が、為政者としてのアレコレを教え込んだのだそうです なので衛の政治は周公旦仕込みとなり、魯と似通っているのは当然といえば当然といえます(余談でなくなってしまった) 次にいきます

Harashimaがアレコレ述べる章

柔道や空手、お茶やお花、日本舞踊などにある「○○流」「○○派」的な家元制?とでもいうのか、そういう制度と同じだよね ラーメン屋などの料理屋さんの「暖簾分け」もそうだね 師匠の下で修業して、教わったり(技術を見て)盗んだりして似通った文化(味や盛り付け)を受け継いで独立する…

と、同時に自分なりの個性も出して独自の文化を創り出す 最近よく耳にする「守破離」です 元々も伝統的な芸能の世界から生まれた言葉で、基礎基本を「守る」・ルール(基礎基本)を深く理解した上でルールを「破る」・ルールを破りオリジナルを見つけたら「離れる(独立する)」というものです

この「破」から「離」の辺りで家元とギクシャクして袂を分かつ事が多い、ギクシャクするから離れる、追い出されるのだと思います …おっと、そこじゃない まずは徹底的に基礎基本を身につける(守る)ことが重要です チョット齧って知った気になって「破」に移行する…よくないね 特に「読んだだけ…聞いただけ…」で免許皆伝なんて…家元が疑われるよね

けど、短時間で誰にでも覚わるようにするのが「マニュアル」ですからね 型の決まった、変える必要のない繰り返し作業や動作なら有効なのかもしれないけど、型や条件が変化するモノに対して同じマニュアルを使い続けるのは間違いです 新しいマニュアルを作成するのがフツーだと思います しかし、面倒なのかな?マニュアルが絶対(聖書)なのかな?頑なに変えたがらない家元もいます

昔ながらの伝統も大切ですが、必要な時に変化させられないと後手を踏み後塵を拝すこととなり、最悪の場合に淘汰されてしまう危機に陥ります 群雄割拠のビジネスの世界でサバイバル(生き残り)をかけた戦いをするのに「マニュアル通り」が通用するとは思えないのだけど…「マニュアル通り」を盲信・狂信して殉教する道を選ぶのかね?

まぁ、ロクに基礎基本も身につけていない門下生が勝手なこと(破)をして、「これがホンモノ(マニュアル)だ」といって離れもせず間違ったことを布教してるようでは…難しいですわ …おっと、ずいぶん話が逸れました 戻してそろそろ終わりにします

魯(周公旦)から教わった政治(文化)を愚直(忠実)に守っていたからこそ、似通った国であったのだと思います それと、離れていたからこそ「破」が起きなかったのかもしれないですね(衛の国は、内乱ではなく外敵「秦」に攻め込まれて滅亡したそうです)

もう少し違う話をしようと思っていたのですが、また別の機会にいます それでは、また来週!

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