毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 日曜のお楽しみ!論語の一節を紹介しています 今週は少し出来の悪い弟子、樊遅が再び登場します 先週のバタフライエフェクト続きのような話ですが、若干のニュアンスの違いがあります そこら辺を意識して読み取るのも面白いかもしれません それでは、お付き合いください

原文・訳
樊遲請學稼。子曰、吾不如老農。請學爲圃。曰、吾不如老圃。樊遲出。子曰、小人哉樊須也。上好禮、則民莫敢不敬。上好義、則民莫敢不服。上好信、則民莫敢不用情。夫如是、則四方之民、襁負其子而至矣、焉用稼。
樊遅 稼を学ばんことを請う。子曰く、吾は老農に如かず。圃を為すを学ばんことを請う。曰く、吾れ老圃に如かず。樊遅出づ。子曰く、小人なる哉 樊須や。上 礼を好めば、則ち民 敢えて敬せざる莫し。上 義を好めば、則ち民 敢て服せざる莫し。上 信を好めば、則ち民 敢て情を用いざる莫し。夫れ是の如くなれば、則ち四方の民、其の子を襁負して至る。焉くんぞ稼を用いん。
解説・意訳
まずは漢字の説明をしていきます 樊遅は、少し出来の悪い弟子です 稼は、この時代の稼ぎといえば農業なので「作物づくり」になります 老農は、年老いた農夫です 圃というのは「畑づくり」になります 樊須は、樊遅の本名です 信は「誠実さ」、情は「誠実な心」になります 襁負は「背負う、おんぶする」です 以上を踏まえて意訳すると…
樊遅は穀物づくりについて教えてほしいといった。先生は言った「私は年老いた農夫には敵わない」(樊遅がそれでも)言った「畑づくりについて教えてもらいたい」(先生は)言った「私は年老いた畑作農家には敵わない」樊遅は退出した。先生は言った「小人だな、樊須は…。」上位者が礼を好めば、民衆は(上位者を)敬愛するようになる。上位者が正しさを好めば、民衆は従うようになる。上位者が誠実さを好めば、民衆は誠実な心持ちになる。そうなれば、四方(そこら中)の民衆が子供をおんぶして移住してくる。そうなれば、穀物づくりを学ばずともすむ。 となります
要するに、穀物づくりを学びたいと申し出た樊遅に孔子は「わざわざ学ばずとも、上位者(領主)が礼・義・信を好んで実践すれば、民衆(農家)が移住して来るから農業を学ぶ必要はない」と言い放ち、樊遅に取り付く島も与えず撤退させ「樊遅は、しょーもない奴だ」 といってる話ですが…違和感があります
樊遅が、どのような理由から穀物づくりを学びたいと言い出したのか?を聞かずに、孔子は樊遅の質問に冷徹にも思える返答をして樊遅を追い返してます 樊遅が場を去ってから他の弟子の前で樊遅を小バカにして「農業を学ぶ必要はない」と一方的な考えを披露しています とても君子のする言動には思えない話で、Harashima的には今回は孔子の好くない面が出てる一節のように思います
上位者が礼・義・信を好んで政治を行えば領内は平和で安寧になり、民衆が移住したい土地になるのは今も昔も同じです しかし、それは一朝一夕にできることではありません そうなるまでの間も穀物づくりは必要になるはずです 今回は、そんな所に気が付かない孔子の方が小人だと思います 「知らない、出来ないことは教えられない」のかもしれないけど、もう少し柔らかい言い方があったはずです
まぁ、孔子も人間で、誰も完ぺきではない…ってことですかね 次にいきます
Harashimaがアレコレ述べる章
Harashimaは違和感や気になることがあると知っていそうな人に教えてもらいに行くタイプで、樊遅と同じ目に遭うことが多いので樊遅の方に肩入れしてしまいます 孔子の言い分も分かりますが「今、知りたいのはソレじゃねぇ」なのです 知りたいことには返答せず、答えを濁し別の話をして相手を小バカにして笑い者にする…典型的な嫌な奴が使う手口だよね
…と、思う一方で、詳しくもない知らないことを聞かれて間違ったことを教えてしまう場合もあります(いわゆる「知ったかぶり」です) そうならないよう、あえて返答せずに受け流す…そんな手口もあるかと思います 今回の孔子も「よく知らない」と受け流すだけならよかったのに…農家の人までバカにするような失言をしたと思います(「こうすれば農家の方から寄ってくる」みたいな、感じの悪い言い方だよね)よくないです
他方でHarashimaがよく遭うのが、知ったかぶりを教わるより質の悪い「嘘を教えられる」です こちらが知らないのを逆手にとって嘘を教えて笑い者にする もう何度も経験しています なので極地的にですが「あまり教わらない(聞かない)、教えてもらったことも信じない」と決めている場所があります
ウワサ好きのステレオタイプが多くて真贋不明でも鵜呑みにするので、嘘を教えてる(話してる)自覚がないのかもしれない…そんな人もいるけど、圧倒的に自覚ありで息するように嘘をつく人が多いからね(スーパースプレッダー含む) ホント、関わりたくタイプの人らです
おっと、また余計な話をしてしまいました そろそろ終わりにします
昔は「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」といいましたが、時代は進み「ぐぐれかす」となり、今時分はAIに聞けば恥をかくこともなくなったのかな? AIに聞くのが恥ではない一方で、AIの返答を鵜呑みにすると恥をかくことも? ほどほどにしないとね 笑い者にされますよ なんてナ また来週!


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