毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 日曜のお楽しみ!論語の一節を紹介しています 今回で顔淵編も最後となります 来週からは「子路」編です 論語の旅はまだまだ続きますよ お楽しみに さて、今回登場する曾子は孔子亡き後の弟子たちを取りまとめ、論語の編纂にも参画したといわれる人物です 詳しくは後述します それでは、お付き合いください

原文・訳
曾子曰、君子以文會友、以友輔仁。
曾子曰く、君子は文を以て友と会し、友を以て仁を輔く。
解説・意訳
今回、難読漢字はないのですが「文」と「輔く」の説明をしておきます 「文」は前にも説明しましたが少し意味合いが難しく、文章や作文といったセンテンスという意味よりは「文化」「文明」といったカルチャーという意味の文字です 「輔く」はチカラ添えをする、補佐するといった意味の言葉の他に「道を踏み外さないように導く」といったニュアンスも含んでいます 以上を踏まえて意訳すると…
曾子は言った「君子は文化的な教養によって友人と会し、友人たちと仁(大いなる徳義)の向上に導く」となります
最初に曾子について触れましたが、もう少し詳しく紹介しておきます 曾子は孔子より46歳も年下の弟子です 孔子の後継者として期待されていた顔回が若くして亡くなり、その代わりに曾子が孔子の学説を受け継ぐ主要な弟子になりました 儒教で最も重要とされる書物「四書五経(※)」の『大学』の著者ともいわれています ※論語・孟子・大学・中庸の四書と易経・書経・詩経・礼記・春秋の五経のことを言います
曾子は、修斉治平という思想が有名です 簡単に説明すると「天下を治めたいなら、まずは国を治めるのが重要だ 国を治めたいなら、まず家庭を斉える(整える)ことだ 家庭を整えたいのなら、まずは自分自身を修めよ 自分自身を修めたいなら…」と続く話です(興味のある方はググってみてください)
さて、本題に入ります 今回の一節は、「君子というのは、文化的な教養(この場合、儒教)を通じて友達ができたり、集まって会ったりするのだよ (そして)その友達たちを、お互いが仁に近づくよう導きあう」という話です
例えば、某TV番組の子供が博士となって自分の興味あることを突き詰めて、世間一般では知られていない話を披露するのと近いですよね 子供たちは番組を通して共通の友(歴史好きなら、武将・城・史実など)と会って、各々のレベルを高めあう効果を発揮しているように思います
Harashimaがアレコレ述べる章
さて、ここからは別の話です ネガティブ、マイナスな話をしていきたいと思います
今回の一節、コトワザで表わすと「三人寄れば文殊の知恵」といえます 本来の意味でいえば、凡人であっても三人集まれば文殊(知恵の象徴とされる菩薩)様のような知恵がアイデアが思いつく、複数人で協力し合うことの大切さを教えるコトワザです 同じジャンル(儒教なりアイドルなり歴史)に精通した者同士であれば、より優れた知恵や閃きが発出されるかと思います
しかし、何の共通項もなく物事に無関心な人らが集まっても「烏合の衆」でしかありません 烏合の衆とは寄せ集められただけで規律も統制もない、数が多いだけで機能しない秩序のない集団のことです お互いを助け合い高めあうどころか、内側でマウントを取り合い「誰がここのボスか」を争いだします
「三人寄れば…」の方は、お互いがお互いを尊重しているので公平公正、対等な立場で知恵やアイデア・解決策を話し合えるのですが、「烏合の衆」というのは規律も統制もありませんから声のデカい人の意見が通りやすく、独善で独裁になりがちです まとまる話もまとめられません 結局、間違って責任の擦り付け合いに発展する お互いを高めあったり導くどころか、言い争ったり欺く(騙す)ことになります(「派閥」などの徒党を組んで分裂する)
そうならないためにも学ばなければならないけど、一方が学ぶだけでは…ですね
烏合の衆でボスを目指すにしても、曾子の修斉治平ですよ 声がデカいだけでは… まずは自分の身を修めないと…それにはまず「心を正す」そして「意を誠にする」らしいですよ(まだ先があるのですけど割愛します) おおよそ「学んでる」とは思えない人らが…おっと、何か教育はされていたなぁ…身についているとは思えないけど 似通った人が多いってことは…そういう教育がされているのかな?
誠実さもなければ心が正しいとも思えない人(性格悪いだけ…)が、どんな教育されてるのか? その教育が天下や国を治めるとは思えない 間違った教育をしているのか?性格悪いのが教わったことを捻じ曲げてるのか? …後者な気がするけど、どうなんだろうね
それでは、また来週!


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