論語 顔淵 其の十七《middle》

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毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 日曜のお楽しみ!論語の一節を紹介しています 今回はまた「○○(人物)△△を問う」のカタチな一節です 今回の人物は孔子の苦手な人からの問いで、遠回しにやんわりと注意している話になります それでは、お付き合いください

日曜日(日:太陽)
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原文・訳

季康子問政於孔子。孔子對曰、政者正也。子帥以正、孰敢不正。

季康子きこうし まつりごとを孔子に問う。孔子対えて曰く、せいなる者はせい也。子 ひきいるに正を以てせば、たれか敢えて正しからざらん。

解説・意訳

まずは漢字の説明をしていきます 「季康子」は、魯の国の三大貴族「三桓さんかん」の一角、季孫氏の一族に属する人物で、魯の重臣なのですが孔子はこの季康子のことをあまりよく思っていません(そのことを当てこする一節でもあります) 「政」は主に「政治」のことです 「帥いる」は、ここでは「導く」みたいな意味になります 「孰」は「誰」です 以上を踏まえて意訳すると…

季康子が孔子に政治について質問した。孔子が答えて言った「政とは正です。貴方が、人々を導く際に正しい道によって行えば、誰もが正しい道によるようになるでしょう」 となります

要するに、孔子としては季康子に「正しい行いをすることが政治です 貴方がそうすれば、人々もあなたを見習って正しい行いをするようになる」といっています 裏を返せば「貴方が正しい行いをしていないから不正が絶えない」と言っているのだと思います

具体的な話はありませんが、論語の中にある季康子は、君主よりmoneyを持っていて(儲けている)、自分の方が偉いと勘違いしている横柄な人物のようです なので孔子はそんな季康子のことを快く思っていないのだと思います(儒教が大切にしている、謙虚さも謙遜する様子もない)

「政なる者は正也」の「セイ」は、同音異義語になっており「まつりごとをする者は正しくなくてならない」というシャレ(洒落)にして、季康子にも伝わりやすいよう工夫したのだろうけど…多分、理解はしていないように思います(関係が改善される様子がないからね)

Harashimaがアレコレ述べる章

ここでは、「人々を導く際に正しい道によって行えば、誰もが正しい道によるようになる」という部分の説明をしていきたいと思います それを説明していく前に「性善説」と「性悪説」について説明していきます 「性善説」とは「人間の本性は生まれた時は善である」という考えです この善の心を育む(教育する)ことで善人が増えるという思想です そして「性悪説」というのは、「人間の本性は利己的(悪)であり、放っておけば争いが起こる」という考えで、後天的な努力(教育)で善人になるという思想です

どちらも「教育(礼や法など)」後天的で永続的な努力を要するワケですが、すべての人間が君子を目指して学び続けるワケではないので世の中には悪人も存在します それは仕方のないことです 「学び」は自らが主体的に取り組むモノであって、強要されて行うモノではないからね(もっと若い頃に気づいていれば…ですわ)

このことに気づかず年齢だけ増してしまい、悪ではないけど善でもない人が量産されている状況が今だと思います(けど、Harashimaの肌感だと性悪説の方が広がっているように思います) 例えば、小人と関わってしまったばかりにヒドい目に遭い「やられたら、やり返す」「目には目を、歯には歯を」とばかりに小人と同じ土俵に上がって小人化してしまう人も多いかと思います(※本来「目には目を、歯には歯を」は報復を同等に抑えるための法であったけど、最近は復讐の肯定のように間違った使われ方をしています)

おっと、脱線してしまいました 戻します

人々を導く人(上位)が「善」であれば、皆が上位を見習い(手本として)行いを真似る、改める。というのが「人々を導く際に正しい道によって行えば、誰もが正しい道によるようになる」なのですが、上位が悪(季康子)であるから上位を真似て誰も善を行わない、善がどのようなモノなのかも知らない、無秩序な世になります(他者を貶めてでも自分の利益だけを追求する)

このような状況を作り出しかねないから人選は慎重にしないといけないのですが…間違ってしまうことが多々あります 何とも言えないんだけどね…こればっかりは 2016年に某国で「彼が当選したら国から出ていく」なんていわれてた彼が当選し、一期で退かされた彼が再び当選してしまうんだからね どうかしてますわ

おっと、Harashimaも「You’re fired!(お前はクビだ!)」されてしまうかも(笑) そろそろ終わります

上位に善人がいても性悪が大勢いれば数のチカラで善は潰されるのでね そうやって世の中も代謝していくモノなのかもしれないですね …知らんけど また来週!

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