針の穴を通す(慣用句) 《middle》

慣用句

毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 日曜のお楽しみ!論語の紹介はお休みして、今週は慣用句を取り上げてボクシングの話をしようと思います タイトルと内容に多少のズレがあるかもしれませんが、そこは御愛嬌です 話がアチコチ散らばらないよう気をつけます それでは、お付き合いください

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意味や由来・語源

読んで字のごとく、針の穴(孔)は年を取ると肉眼で見るのも難しい小さい穴です そこに糸のような、これまた細くて柔らかい繊維を通すのは至難の業になります(大げさだったかな?) そこから転じて、非常に困難な状況をくぐり抜ける・繊細な技術が求められる状況を表す時に用いられる慣用句です 「簡単には出来ないこと」の例えとして使われることが多いかと思います

由来や語源をgoole先生で調べてみると、聖書の言葉として登場するのが最初のようです 「マタイ19章24節、マルコ10章25節、ルカ18章25節に記録されています」だって 内容は、「富んだ人が神の王国に入るよりは、ラクダが針の穴を通る方が易しい」とイエス・キリストが神の王国に入る難しさを例えたのが始まりのようです 

切り取られている部分だけで見ると、多分「物質的に裕福(金持ち)な人は天国には行けない」ってことです あの世で神の王国に入りたければ現世で富を捨ててこい(徳を積んで来い)という話ではないかと思います(イメージでいうと、富んだ人=成功者なワケで主従関係でいえば「主」の側です 多くの従者から搾り取っている人が「徳」を積んでいるはずがない…という事だと思います)

…おっと、話を戻しますね

この話が語源であるとするなら「できっこない・無理」な『事』の比喩表現が元であったのが時代が進むにつれ「失敗が許されない・薄氷を踏む」のような『状況』を表す言葉に変化したみたいですね これはおそらく、「ラクダを通す」の部分が端折られて「針には穴が開いているのだから何とかすれば通せる…」みたいな希望的観測が働いたのかもしれません(知らんけど)…ややこしくなってきたので次にいきます

Harashimaがアレコレ述べる章

さて、ここからはボクシングの話 先日、アメリカのラスベガスで井上尚弥vsラモン・カルデナスのスーパーバンタム級4団体統一タイトルマッチが行われ、8R・TKOで井上が防衛を果たしました しかし、2RにカルデナスのカウンターがHitして井上がダウンするシーンがありました(アレは危なかった、よく立ち上がった)

あのダウンシーンをキッカケに「ここ(Sバンタム級)が限界」とか「ピークアウトした(絶頂期を過ぎた)」など言われてしまう始末…今までが圧倒的で(特に2018年のパヤノ戦とか)”モンスター”の名に相応しいパフォーマンスを披露してきた(観てきた)ワケです その頃と比較して「パフォーマンスが落ちた」と騒いでいるのは、にわかファンやアンチですよ

本人も「打ち合いが好き」とコメントしているので倒される事も想定しているはずです 実際、倒された時の練習もしていると言っていたし… 確かに、下の階級から上げてきてパンチの強さが際立たなくなってきているのは否めない(相手のフィジカルも高くなって、パンチに対する耐性も上がっているのもあるからね)

実際、Sバンタム級に上げてから連打でストップする試合が続いているのがその証拠かと思います(前半のワンパンチKOはなくなったよね) 「KO狙い」を控えて判定勝利も考えたファイトプランに切り替えれば、まだまだ…というか「もっと」活躍する可能性はあると思います

おっと、ついつい熱くなってしまった カルデナスの話をしようと思っていたのに…

井上からダウンを奪ったパンチ(左フック)は練習していたモノだと思われます あのパンチをHitさせるのは針の穴を通す作戦や難しさをクリアしたからこそだと思います(マグレや偶然ではない) 残念だったのは少し浅かった?のと、ラウンドの終了間際だったことです

敗れはしたけど価値を下げるどころか評価を挙げる結果となり、レベルもUPしたと思います 近い内にまたチャンスがくるはずです それまでに、それこそチャンピオン(神々の領域)を目指す地道な練習(徳)を積まないとね なんてナ また来週!

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