毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 日曜のお楽しみ!論語の一節を紹介しています 今回は先週と連続する一節になっていると思われる後半部分になります 先週は「友の死」が題材になっていましたが、今週は「友からの贈り物」になります それでは、お付き合いください

原文・訳
朋友之饋、雖車馬、非祭肉、不拜。
朋友の饋は、車馬と雖も、祭肉に非ざれば、拝せず。
解説・意訳
まずは漢字の説明をしていきます 「朋友」は先週も紹介しましたが「友達」のことです 「饋」は「おくりもの」や「(食事などを)すすめる」といった感じの意味になります 「車馬」は馬車ではなく、馬や車(馬車の車部分)など「高価な物」のことです 「祭肉」は「お供え物の肉」になります 以上を踏まえて意訳していくと…
友達からのおくりものは、馬や車のような高価なものであっても、祭祀の肉のお下がり以外は、拝礼して謝意を表することはなかった。となります
今回の話はチョットややこしいです なぜなら先週の一節とセットになっていれば、「形見分けや遺品整理の時に高価な物はもらわずお供え物の肉しかもらわなかった」となりますが、そうでなく別々の話であるなら「生前から、友達からの高価なプレゼントを受け取らない お供え物のお下がりの肉以上の物はお礼を言って断った」とも読めます
どちらも間違いではないように思いますが、生前の付き合いの中で「肉以上のプレゼントは受け取らない」って何か基準がおかしい気がします なので先週の一節とセットで「高価な形見分けはもらわず、お供え物の肉だけ受け取った」という方が自然だと思います
余談が長くなりましたが、要するに「生前、死後を問わず友達との付き合いは節度を持って欲張らない」ということです 現代では資産家が亡くなると家族間でも争いになる事が多いようです 「遺産相続」ならぬ「遺産争賊(遺産をめぐる賊の争い)」といった様相を呈す場合もあります
良い品物が欲しくなる気も理解できるけど、やっぱり持つ人の「品」が大事かと思います 品のある人は、たとえ値段の安い物を身につけても上品に見えたりするものです 逆に下品な人は、いくら高級品を身につけていても上品に見えない、それどころか下品さが増して見える…思い浮かんだ、あの人のことです(笑) おっと、余計なことを…次にいきます
Harashimaがアレコレ述べる章
先ほども述べましたが、友達付き合いにも節度を持って接することを意識しないと何時でも何処でも何でも一緒や答えを求める「依存」であったり、何でもマネして知らぬ間に搾取・奪っていく「テイカー」、監視・束縛の強い「ストーカー」など様々なトラブルになりかねないタイプに変貌してしまいます
こんな人に絡まれると大変です どのタイプにしても「○○たがる」のが原因の一つだと思います 一緒でいたがる… 何でも知りたがる… マネしたがる… 欲しがる… 思い通りにしたがる… 誰でも多少の「たがる」はあるかと思いますが、度を超す・常軌を逸する「たがり具合」は危険です
Harashimaの周囲には知りたがり、喋りたがりが多くてウワサや憶測が飛び交っています 欲しがりさんも多く、すぐに「なんでだ!」と答えを欲しがったり(他人から答えを教えてもらう聞き方ではないよね)、(やれない?できない?のかもしれないけど)自分でやればいいのに誰かにやらせたがる「やれ!(やってほしい)」が蔓延しています ホント面倒臭い…
基本、そうやって何でも人任せな割りに文句やケチばかり…そりゃ、誰も付いてきませんよって話なのに、ボス気取りで偉ぶりたがる… こんな勘違いっぷりの人が多く、はた迷惑を通り越して「たがる災害」とでもいうような事態です(当人たちに自覚がないのが厄介だよね)
おっと、またやってしまった…(すっとぼけ)
Harashimaはビンボー性なので、貰える物は断らないタイプです いただいて使わなければ自分で捨てます しかし、「タダより高い物はない」相手と品物を見て判断しないと割に合わない取引のネタにされるので要注意です タダ同然で奪っていく、盗人猛々しい人もいるからね
友人(友達)は選ばないとね 付き合い方や距離感も考えましょう それでは、また来週!
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