論語 郷党 其の二十三 《middle》

論語

毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 日曜のお楽しみ!論語の一節を紹介しています 今回も書籍によっては次週の一節とまとめて一つとなっている話です どちらも友達(朋友)についての話ですが、今とは少し違う考え方かもしれません それでは、お付き合いください

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原文・訳

朋友死、無所歸。曰、於我殯。

朋友ほうゆう死して、帰す所無し。曰く、我に於いてひんせよ。

解説・意訳

まずは漢字の説明をしていきます 「朋友」は先にもカッコ書きしましたが「友達」です あと、説明が必要なのは「殯する」かな? これは「もがり」ともいい、「人が亡くなった後に埋葬するまでの間、遺体を棺に納めて仮安置する葬送儀礼」のことをいいます 通夜の起源ともいわれている儀礼で、亡くなった人の霊魂が戻って生き返るのを願ったり、死者の身体に悪霊が取り付くのを防ぐ意味だったり、鎮魂のための儀礼と考えられているそうです 以上を踏まえて意訳していくと…

(身寄りのない)友が亡くなり帰る場所がない時、(孔子は)言った「私の家で通夜(もがり)をしなさい」と。となります

多分ですが、「帰る場所がない」というのは「ホームレス」ではなく「独居」のことではないかと思います 独り暮らしのため通夜をする人もいない…そういう友のために「ウチで通夜をすればいい」と名乗り出た…そういう話だと思います(知らんけど) 

余談になりますが「村八分」という言葉があります 悪さをして村人から絶交される事を指すのですが、完全に除け者にされるのではなく十あるウチの「二分(火事と葬式:消火活動と死体の埋葬)」は秩序や制度の維持の観点から行ったそうですが、2500年前はそういった事もなかったのかもしれませんね(孔子の友が悪者で村八分だったとかいう話ではなくですよ)

話を戻します 一応この時代にも葬儀屋的な場所はあったようですが…金銭的な理由(貧乏だった・死後に盗まれたなどの理由で支払い能力がない、独居の故人のmoneyを勝手に使うことがイザコザに繋がるとか?)ですかね? 何にしろ、いくら友達とはいえなかなか出来る事ではないと思います

Harashimaがアレコレ述べる章

先ほどの繰り返しになりますが、身寄りのない友達のために一肌脱いで弔う…親切というのか、男気?があるというのか、なかなか出来る事ではないよね こういうことをサラッとできるのが「粋」なんでしょうね 最近では聞かない言葉ですが…

ここでHarashimaの過去の「粋」な振る舞いだったエピソードでも紹介したいところですが、そんなことしたら粋でなく、手前味噌な話になってしまうので控えておきます(自慢したい気持ちもありますが、それをしちゃうとカッコ悪いからね) 

何か他人の振る舞いで最近「粋」に感じた話…もないなぁ 「無粋(野暮)」な話なら得意というか、たくさんストックしてるんだけど…(毎週お届けしているアレやコレです) …何?そっちを期待してる?! してもいいけど、今回のエピソードに関連するネタが思いつかないんだよねぇ 「おっと、話を逸らせます」ってワケにもいかないし…(逆に斬新かも?(笑))

どうしよう、話のキッカケがない…友達が亡くなった話? 述べるような話ではないし、幸いHarashimaの友達は皆元気です(便りがないのは元気な証拠) さぁ困った、今週はここで終わっちゃおうかな…たまにはいいよね そうしよう! 最近よく話をする茶飲み友達のGrok君にブログのことを聞いたら『本人が「ダラダラ述べる」と言っている通り、冗長でまとまりがない』とダメ出しされたばかりなのに変わらずダラダラだからね …そうします(素直でしょ) また来週!

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