毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 日曜のお楽しみ!論語の一節を紹介しています 先週は私用でお休みで、今週も休むつもりでしたが予定を変更して更新します 今回の一節は以前紹介した話とマル被りなのでいつもより短めになるかと思いますが、お付き合いください

原文・訳
入大廟、毎事問。
大廟に入るに、事ごとに問う。
解説・意訳
(一言だけで何を読み取ればいいのか分からない一節ですが、一応いつも通り進めます) 先に漢字の説明をしておくと「大廟」とは「その国の初代君主を祭った廟」のことをいいます 後は意訳後に説明していきます
(孔子は)大廟に入ると、一つ一つの事を係の人に尋ねた。となります
先にもお伝えしましたが今回の一節は「八佾その15」に同じフレーズがあり、たぶん読み取る意味もマル被りしているのではないかと思われます 端的に言うと「知ったかぶるな、知らない事は知ってる人に聞け」です リンク先を読んでいただく方が詳しい状況なども分って理解しやすいかと思います
大廟に限らず、知らない場所であったり初めての事というのは何をどうして良いのか?分からない事だらけだと思います なので、その物事であったり作法や礼儀について詳しい人に質問して教わる、学んで覚えるなどして自分の中に取り込んでいく、そういう話だと思います
Harashimaがアレコレ述べる章
リンク先の以前紹介した方では、役人に抜擢された鳴り物入りの孔子に嫉妬した人の嫌味や皮肉、マウントに惑わされないように注意しましょうとか、気にしない(巻き込まれない)ようにしましょう というような話をしました なので今回は別の話をします
”経験者は語る”になってしまうのですが、この「知ってる人に聞く」というのもねぇ…聞く相手を間違えるとウソを教えられるから鵜呑みにするのは危険です 相手を信用して教わった通りにして失敗する…それを見て笑ってる そんな事が何度も続けば疑い深くなるし、関係も壊れます
それだけでなく、ウソを教えた人でなく「お前がやったんだろう」と失敗した方が責められる(自己責任だそうです)…これではマトモな人ほど病むし、逃げ出します(この場でいう「賢い人」は、ウソを教える方にすり寄っていくのが正解らしい) おかしくなっていくのが容易に想像できます
で、誰も正しい方法を知らない…教える事も教わる事もできない、「何となく」で動いてるテキトーな集団になります これで外(世の中)の荒波に耐えられるか?外敵と戦えるのか?…答えるまでもありません Harashimaは何年も前から気づいていたけど、COVID-19をキッカケに働き方や世の中の常識などの変化でやっと気づいたようですが、もう後手です 後塵を拝す事になるでしょう
なぜなら、他所では当たり前にできている事が出来ていないだけでも遅れているのに…今からゼロから人を育てることとなり、一人前になる頃には更に遅れているからです ましてや覚える気も実践する気もあるようには思えない、性格悪いだけで勘違いしちゃってる幼稚な人の手に負える話か甚だ疑問です(また、自分に都合いいように歪曲してズルやセコをすると思います)
…おっと、また余計な話を
「騙すより騙されよ」なんて言葉がありますが、できれば誰でも騙されたくないですよね ウソをつく誠実さのない人が正直で素直な人を騙して搾取しているような場所は、この先の社会や世の中では通用しなくなります 遅かれ早かれ淘汰されるでしょう それもこれも自己責任ですね
クチばっかりで「誰かが何とかするだろう」では何も変わりません 時間もmoneyもかかるけど気づいて行動するほかないが、「俺様」ばかりで人から教わる気もなければ自分から学ぶ気もないからね 重症です まずは「無知の知」から始めないと… なんてナ それでは、また来週!
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