毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 日曜のお楽しみ!論語の一節を紹介しています 今回の一節は参考にしている書籍に沿って話を進めると、現代では行われていない…もしくはニュアンスが変わった?話なのかもしれません チョットだけ大げさや「ホントに?」と思えますが当時はそうだったんでしょう(知らんけど) それでは、お付き合いください

原文・訳
問人於他邦再拜而送之
人を他邦に問えば、再拝して之れを送る。
解説・意訳
まずは漢字の説明をしていくのですが、難しい漢字はなさそうですね 一応、説明しておくと「他邦」は「他の国」で「再拝」は再び礼拝するということで「二度の礼拝」といった意味になります 以上を踏まえて意訳していくと…
他国の友人の元に使者を派遣するとき、二度、地面に跪いて丁寧に拝礼し、使者を見送った となります
これ、人を使って頼み事をする時に「どうか、よろしくお願いいたします」と丁寧にお願いして送り出した…のではなく、他国にいる友人に対して拝礼をしているそうです にわかには信じ難いですが、当時はそうしていたんでしょうが…何だかへんですよね だから廃れてしまったのかもしれません
他方、2回地面に跪いて拝礼する丁寧なお辞儀は、中国や韓国の歴史ドラマの王様に謁見するシーンなどで観ることがあり、現代にも残っています 今回の場合、居ない(見てない)他国の友人に丁寧な挨拶をして、使者を軽んじているように見えて使者に対して失礼な印象を受けませんか?
大事な友人に大事な用を頼むのであれば、使者にも礼を尽くすのがフツーのような気がします だからそのように変化したのかもしれません(文句を言う、用を果たさない使者が増え、使者に気を遣うようになって変化していった可能性も…?) さて、真相は?ですね
Harashimaがアレコレ述べる章
先週の、節分やナマハゲの行事と同じで時代や歴史が進むにつれ、人付き合いのカタチや様相が変化していった(していっている)のかもしれませんね そういった話でいくと、年賀状とか最近は書かなくなりLINEや電子メール、SNSで新年のあいさつをする人も増えたと思います
どうでもいい話になりますが、Harashimaが子供の頃の年賀状といえば「プリントゴッコ」という家庭用印刷機が印象深いのです それまでは、手書きやハンコ(芋版など)で年賀状を作成したのですがプリントゴッコの登場で年賀状シーンが一変したのを覚えています そんな一世を風靡したプリントゴッコでしたが、PCや家庭用プリンターの登場で姿を消してしまいました(2008年に本体の販売が終了)
このように、新しい技術が古い技術を飲み込む、淘汰するのは世の常です 今あるモノも数年先には別の新しいものに取って代わるかもしれません 今はそのサイクルが一段と早い状況にあります 一般人は無理について行くことはしなくていいのかもしれませんが、ビジネスの世界で戦う人は必死に食らいついていかないと後塵を拝し、淘汰されかねません 今が勝負の分かれ道…なんてね
今週はこれくらいにしておきます それでは、また来週!