毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 日曜のお楽しみ!論語の一節を紹介しています 今回は先週の続きと思われる一節です その辺は後述するとして「お供え物のお下がり」って、今はあまり聞かない言葉なのかな? 先祖や神様のために用意した料理を読経などの神事が済んだ後にみんなで頂く事を言うのですが… そんな話です それでは、お付き合いください
原文・訳
祭於公、不宿肉。祭肉不出三日。出三日、不食之矣。
公に祭れば、肉を宿せず。祭りの肉は三日を出でず。三日を出づれば、之れを食らわず。
解説・意訳
今回は難しい漢字もないので、サラッといきますね まず「祭り」ですが、これは祭祀(祖先や神を祭ること)で祭典ともいいます なので「公の祭り」は「君主の祖先の祭典」となります なので次の「祭り」は「自分の家の祭典」です で、「肉」です この肉に特に意味はありませんが、干し肉であったり肉料理のことだと思います まぁ、あとは意訳後に説明していきます
君主の祭典で出された(臣下に分配されるお下がりの)肉は、夜を越さない。自分の家の祭典の肉は、三日を越さない。三日以上になると、食べない。 となります
「宿せず」は、朝を迎えるまでにはなくなる…「その日に食べてしまう」という表現です それに比べて自分の家の肉は三日は残して食べる しかし、三日以上経ったら食べないということで「三日以内に食べる」のだと思います そういう話です
ちょっと何を読み取ればいいのか?わかりませんが、その辺の妄想話は次に譲るとして進めます
この一節、他の書籍だと先週の一節の続きだったりします(あれでお終いではなく、あの後にこの一節、なんなら後二節分が一緒になっていたりします)なので、別の書籍では郷党編は三節分少ないのかもしれません そういうアバウトな感じも論語の楽しみ方の一つかもしれませんね(知らんけど)
Harashimaがアレコレ述べる章
さて、ここからは予告通り「なぜお下がりの肉はその日に食べて、自分の家のお供えの肉は3日かけるのか?」問題をダラダラ話をしていこうかと思います 何なら読み飛ばしてもらって構わない、くだらなさ(クオリティ)になりそうな予感です お付き合いください
1.君主からいただくお肉は、高級で美味しいからすぐになくなってしまう…まぁ、そのまんまです 君主(お金持ち)の法事ですから、高級なお肉を一流の料理人が調理するだろうから美味しいのは当たり前です 「もったいないから次の日まで取っておこう」と思ってもなくなっちゃうのでしょう…
2.臣下が多くて、お下がりで頂ける量が少ない…これもあるかもしれないですね そもそも先祖や神に捧げる料理であって臣下に配るためではないですからね 分け前が少なく、次の日に残るほどの量を分け与えられていないのかもしれません
3.その日のうちに食べるのが礼儀…君主に限らず他所からいただいたお供え物は次の日まで残しておかないのが礼儀だった可能性もあるかもしれません(テキトーです) なので、自分の家の料理は3日は食べたのかもしれません(テキトーです)
4.生肉の料理が振舞われた…庶民は干し肉などの加工肉を使っているところを君主ともなるとユッケや生レバーなどの料理が用意されていたのかもしれません 冷蔵技術も乏しい時代ですので、その日に食べてしまわないといけない料理があったのかもしれませんね(知らんけど)
こんな感じですかねぇ…(書いてるうちにドンドンどうでもいいような気になってしまった…) これに比べて自分の家のお供え物が3日かけるのは…
1.お肉は高級品なので3日に分けて食べる
2.もったいないから3日はもたせて食べる こんな感じではないでしょうか
格差を感じてしまう内容になってしまったけど、当たらずとも遠からずだと思います 仕方ない時代、世の中でしたからね(今も大差ないですが…) …何だか美味しいものが食べたくなってきました 今日は肉を食べようと思います それでは、また来週!