毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 日曜のお楽しみ!論語の一節を紹介しています 今回で子罕編も最後になります 最後を飾るのに相応しいとは言い難い話ですが、面白い一節でもあります 詳しくは続きをご覧ください それでは今週もお付き合いください

原文・訳
唐棣之華、偏其反而。豈不爾思。室是遠而。子曰、未之思也、夫何遠之有。
唐棣の華、偏として其れ反せり。豈に爾を思わざらんや。室の是れ遠ければなり。子曰く、未だ之れを思わざる也、夫れ何ぞ遠きことか之れ有らん。
解説・意訳
まずは漢字の説明をしていきますね 「唐棣」というのは花の名前で和名で「ニワザクラ」のことです 「偏」というのはこの場合「花びらや葉」を指していて、「反せり」は「ひらひら揺れている」と訳されているので、思い通りにならない・じっとしていないという感じの意味だと思います 「豈」は「どうして~だろうか・いや~ない。」という意味の漢字です 「爾」は「あなた・お前」になります
以上を踏まえて意訳していくと
『唐棣の花がひらひらゆれている。お前をいとおしいと思わないわけじゃない。ただ、家が遠いだけ』 先生は言った「(この歌の作者は)相手をいとおしく思ってなどいない。(いとおしければ)家が遠いなんてことはありえないよ」 となります
『』の部分は詩経にない、詠み人知らずな歌になります 遠距離恋愛を扱った歌なのでしょうが、その歌について孔子は「いとおしい(好き)なら、家が遠いなんて理由にならないだろう」とバッサリです
今回の一節、実は先週の一節(コチラ)と合わせた一節ではないかとも言われているそうです 最後の「臨機応変さ」のことを言っているのかもしれません 「家が遠いなら近くに引っ越せばいい」とか「本当にいとおしいなら一緒に住んでしまえばいい」とか他に手はあるのに「家が遠いから…」で何もしようとしない臨機応変の無さの例としているのかもしれませんね(知らんけど)
まぁ確かに、この話から何を学び取るのか?を考えると…ですよね 次、いきます
Harashimaがアレコレ述べる章
困ったな、この話から何の話をしていいやら…臨機応変さを試されているような気がしてきた(笑)
こじつけになりますが、昨日(9/14)名古屋で自民党総裁選挙の候補者の演説が行われました 無党派層ではありますが次の日本の首相を決める選挙でもあるので(投票権はないけど)気になって行ってきました 質疑応答の時間があったワケでもなく個人的な感想になりますが、臨機応変に聴衆の耳目を引き付ける話術というのかな?そんなものを感じました
Liveで聴いてきた感想ですが、Harashimaが期待している方は演説が苦手なのかな?言葉が足りない、想いが弱い印象で、他の候補者と比べると見劣っていたように思います しかし、実績(行動)では負けてないと思うのでガンバってほしいところです
他方、言い方が悪いのですが「クチが達者」な候補者もいました (名前を出すと角が立つので控えますが)アレは騙される…自分のことや今までの事を棚上げして「よくもまぁ、言えたものだ」と感心するレベルです けど、聴衆の期待も高いようでした(拍手や声援の量が多かった)
そして、今回の演説会を聴いて少し見方が変わりました Harashimaが期待している方は元々アンダードッグな立ち位置ですが、さらにフェイスオフ(演説会)でもバキバキな身体を作れなかった(印象を悪くした)ので苦しい戦いを強いられると思います 一方で、Harashima的にモブ(←失礼)だと思っていた候補者の中に「一番やってくれそうだ」と感じる方もいました
これも名前を出すとマズいので控えますが「熱量」が違った どの方も持っていたのですが、この方の危機感というのか?鬼気迫る感じは他を圧倒していたように感じ「なりたいだけ」に思える候補者の言葉とは迫力が違いました(個人の感想です) あまり評価は高くないようですがガンバってもらいたい…
やっぱり何でも自分の目と耳で確かめるのが一番ですね 他人からの情報では受け取れない部分があります それを感じました 臨機応変に物事に取り組もうと思うなら尚更です 某企業にある「現地・現物」がいかに大事なのかを実感した気がします …疲れたけど楽しかった(重ねて申し上げておきますがHarashimaは面白がってるだけのエンジョイ勢で無党派です 悪しからず)
それでは、また来週!
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