毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 日曜のお楽しみ!論語の一節を紹介しています 今回は「ヒトは見かけによらない」といった内容の一節です もちろん、外見が良いに越したことないけど外見だけで判断して後悔することもあります どんな外見であろうと相手をリスペクトしてコミュニケーションしないとね それでは、お付き合いください
原文・訳
子曰、衣敝縕袍、與衣孤貉者立、而不恥者、其由也與。
子曰く、敝れたる縕袍を衣、孤貉を衣る者と立ちて、而も恥じざる者は、其れ由なるか。
解説・意訳
まずは漢字の説明をしていきます 「敝れたる縕袍」は「破れた(ボロボロの)麻の綿の上着」のことです 「孤貉」は「キツネやムジナ(タヌキやアナグマ)の毛皮の上着」のことを指しています そして「由」は、弟子の「子路(本名は仲由)」のことです 以上を踏まえて意訳していくと
先生は言った「ボロボロの安い上着を着て、上等な毛皮の上着を着る者と一緒に並んで立っても堂々として恥ずかしがらない者がいるなら、それは子路だろう」 となります
要するに、「ボロを着てても心は錦」「人を見た目で判断してはいけない」という事です フツーは見窄らしい恰好をするだけでも恥ずかしいと思います それが更に、一緒に歩く人がハイブランドで着飾っていれば尚更です しかし、そんな身なりの違いを気にしないで堂々としている人物がいるなら、それは子路だろうと孔子はいっています
子路は孔子の弟子の中では武闘派で、論語にも頻繁に登場します 孔子に心酔していて、腕っぷしには自信があるので乱暴であったり粗野なのですが、純粋で生真面目な面もあり「憎めないヤツ」なのです そんな子路のイメージに合う内容の話だと思います
Harashimaがアレコレ述べる章
Harashimaも含め、誰でもその見た目や言動を基に人格や性格を判断して、相手のことを「この人はこういう人」という偏見(バイアス)を形成していきます これはフツーの事で、ヒトを見た目で判断する人というのは、その強弱が強い人の事を言います しかし、これもその人の性格でもあります
ただ、これが全てではないのです 複雑に色々なことが重なり、交わっていて上手く言い表すのは難しい…「十人十色」という言葉もあります 十人いれば十通りの色(性格や人格、性質)がある…一人として同じ人はいない、「自分と違う人を尊重しましょう」そういうのを認めていくのが「多様性」です
しかし、これがやっぱり難しい…どうしても相容れない人というのはいます そういう人とは関わらないようにしても、相手の方が関わろうとしてくる場合もあります この場合、直接「私は貴方の考えや言動に共感できないから近づかないでくれ」と言えればいいのですが、そうすると状況をより悪くする事にもなりかねません 上手いコミュニケーションとはいえないでしょう
逆に、Harashimaから話掛けられることを苦手にしている人も多いようです(表情が曇る人が多いからね) これはHarashimaに原因があるのなら直していかないといけない部分ですが、自分では気づけないし、指摘されて素直に聞き入れられるか?はビミョ~だと思います(この部分も誰にでも当てはまるかと思います)
おっと、何だか取り留めのない話をダラダラとしているな …話を戻します
マンガやドラマに登場する、汚い見窄らしい恰好をした人物(大体は爺さん)が実は社長や大金持ち…なんて展開があるかと思います あれが典型的です ヒトを見た目で判断した結果、後できまり悪そうになる そこに当人の性格や性質が現れます そして、実際にも起こりうることです
初対面の印象というのはホンの数秒で決まり、その後に見直されることは稀なんだそうです なので第一印象というのは重要で、そこで良い印象を持ってもらえるように笑顔で接するのが有効なようなのですが、事前にウワサを耳にしてバイアスがかかってる場合はそうはなりません …失敗した人が多いのだと思います(コチラの話です)
ウワサを鵜呑みにして信じて失敗するのも性格や性質に関係しているモノと思われます いつも「確認したのか!?」「なんで確認しないんだ!?」と怒り狂ってるヒトたちが確認を怠ったことに原因があるんじゃないかな? ヒトをウワサと見た目で判断した結果だと思います
せっかくの盆休みの連休につまらない話を…そろそろ終わりにしますね
まだまだ暑い日が続きます 下着のような恰好で歩いている女子が必ずしもエロいとは限りません それは完全なバイアスです 「目の保養」として有り難く眺めるだけに留めましょう 眺めるだけですよ けっしてエロい目で見たり触ろうとしてはいけません ハラスメントですからね …また来週!