論語 雍也 其の二十二 《long》

論語

毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 日曜のお楽しみ!論語の一節を紹介しています 今回は弟子との問答スタイルの一節です とても興味深い内容になっていると思うので、しっかり伝えられるよう努めます 最後まで、お付き合いください

原文・訳

樊遅問知。子曰、務民之義、敬鬼神而遠之。可謂知矣。問仁。曰、仁者先難而後獲。可謂仁矣。

樊遅はんち 知を問う。子曰く、民の義を務め、鬼神きしんを敬して之を遠ざく。知とし。仁を問う。曰く、仁者は先ずなやんで後に。仁と謂う可し。

解説・意訳

今回は樊遅という弟子が「知」と「仁」について質問している場面です 特に難しい漢字はありませんが「鬼神」について説明しておくと「死者の霊魂」という意味になります

中国の思想では、人間は陽気の霊で精神をつかさどる「魂」と、陰気の霊で肉体をつかさどる「はく」との二つの神霊を持っていて、死後、魂は天上に昇って神となり、魄は地上にとどまって鬼となるというふうに考えられていたそうです

あとは意訳後にボチボチ解説していきます

樊遅が「知」について質問した 先生は言った「人の道から外れないよう励み、先祖の霊を敬いつつも適度な距離を保つ これを知という」 (もう一つ)「仁」について質問した (先生は)言った「仁徳をそなえた人は、まず考えてから行動して、色々と苦労した後に目的に達する これが仁だ」 となります

個人的には「知」の部分の理解が難しいように思います チョットよく分からないので参考にしている書籍の訳に従いました 前半の「民の義を務め」は何となく理解できるのですが、後半は難しい どういう事だろう? 今話題の信仰しすぎて洗脳されて…ってならないように霊的なモノとは適度な距離を取るということだろうか? 知らんけど

「仁」の方は分かりやすいですネ 行動する前に考えているにもかかわらず、色々と苦労する そうして少しずつ前に進み目的に達する 目的向かって努力する人の全てが「仁者」といえるのかもしれませんネ

Harashimaがアレコレ述べる章

今回は「知」と「仁」の話でしたが、例によって似たような違う話をしようかと思います 少々伝わりにくくなるかもしれませんが、これも目的に達する努力の一つ?だと思って長くならないよう要点を絞ってダラダラ述べていきます

話は十数年前に戻るのですが、Harashimaの働く工場は昭和の町工場そのもので「理不尽や暴言に耐えてこそ一人前(出世する)」って感じの雰囲気だったのです それ自体は当時どこでも変わらないフツーのことだと思うので気にしないのですが、世相的に少しずつ変わっていってるのに変化に鈍感であったり、精神的に幼い人が多かったのか?「それ、ダメですよ」という注意に逆恨みする人が多数いて揉め事になることもあって浮いてしまったのです

今思うと「もう少し違った言い方があったかもしれない」と思いますがHarashimaも若かったし、血気盛んでしたから売り言葉に買い言葉でバトルしてました けど、どうにも通じなくて話が合わない そうこうしてるウチに「アイツはすぐに揉め事を起こす」というレッテルが貼られました どこの職場に行っても知られた有名人です

こうなってしまってはコチラが抵抗すればするほど泥沼化していくので距離を置くようにして鎮静化していく事を待つことにしたのですが、幼稚な人達の行動がエスカレートして危険だったので、返り討ちにしていたら負け惜しみがウワサとなって、鎮静化していくどころか益々浮いた存在へとなっていきました(この頃から本格的に色々と勉強し始めて、益々おかしい事に気づきます)

で、おかしい部分を上司なりに相談に行くも「お前がおかしい」とコチラも話が通じない 上司にもウワサが耳に入っているようで、初めからケンカ腰であったり見下した態度であったり全く聞き耳を持ってもらえませんでした

それでも勉強の甲斐あってか、仕事の方で良い結果を出せるようになり昇進するための研修を打診されます ここでキチンと研修を受けておけばよかったのですが、当時は若かったし、イライラが溜まってた(無理解な上司の言いなりになるが嫌だったし、おかしな事の片棒を担ぐのも嫌だった)から断ってしまった

ここが分かれ道となったんでしょう 出世とは無縁な会社生活となり、周りとは距離を取り独り黙々と作業と勉強に打ち込みました

短くまとめるつもりが長々となってしまいましたが、ここまでが「知」です
続いて「仁」の方ですが、コチラは想像に難しくない 世の中の変化に鈍感な学んでない後手にまわる人とコツコツ地道な努力を「苦労して」重ねたHarashima、差が出来て当然です

それを後追いの焼き付け刃で丸め込もうとしてますが、遅すぎる 当時と同じ気持ちが蘇ります 何なら当時より酷い 当時より変化してないのにPower(権力)とmoney(報酬)だけ上がってる同僚や上司がいては変化させるのは難しい(おかしな事に気づいてないし、気づかない) 同じことの繰り返しになるだけで、Harashimaには何の得にもならない いいように使われるだけでmoneyにならない

「次の手を考えないとなぁ」と、いうところです
異動を申し出たり辞めなかったのは、おかしいのはHarashimaではないのにHarashimaが異動するのは「負けた」気がするし、家族があるし、社畜ですから(笑)

この先どうなるか分かりませんが、とにかく「苦労して目的を達する」のみです…目的?そりゃ、moneyですヨ Harashimaはmoneyを稼ぐために働いてますから 勉強は稼ぐための手段です moneyはより良い生活をする為の道具ですが、少ないより多いに越したことないのでネ 長くなるといけないので、この辺にしておきます また来週!

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