論語 里仁 其の二十 《middle》

論語

毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 日曜のお楽しみ!論語の一節を紹介しています 今回は短いうえに既出な話なのでサラッと流します せっかく楽しみにしてくれているコアな読者(いるのか?)には申し訳ないです それでも良ければ、お付き合いください

原文・訳

子曰、三年無改於父之道、可謂孝矣。

子曰く、三年むるきは、うべし。

解説・意訳

特に難しい漢字などもないので、そのまま意訳しても良いのですが「道」と「考」の説明をしておこうかと思います 「道」というのは道教の、いわゆるtaoたおではなく父親の歩んできた道、父親(先祖)からうけた教育や躾・しきたりといったモノを指します 「考」は孝行の考で、ここでは親孝行の事をいってます なので、

先生は言った「三年、父親の教えや言いつけを守る事は親孝行である」となります

この3年というのは、喪に服す期間です なので、父親が亡くなった時の話になります

Harashimaがアレコレ述べる章

最初にも書きましたが、今回の一節はすでに紹介した話でもあります(学而11)←は2年前の記事になりますが、当時とは多少のズレがあります けど、根本的な部分の考えは変わっていません 変える部分と変えちゃいけない部分を吟味する期間だという事です

事なかれ主義的な考えの人やステレオタイプは教わったまま何も変えようとしないから、時代遅れで古い、面倒であったり不便な事や物も変えることなく引き継ぐ事になります あたかもそれが正しい事であるかのように…

例えば、野球やサッカーで監督が変わると戦術やチームの雰囲気などが変わるのは当然の事です 選手の能力を引き出し、チームを勝利に導くのが監督の役割だし、前任者と同じ事をする監督であれば球団は監督を変える必要がないワケです

古いモノを見極めてキッパリ捨てて、新しい事を取り入れる決断ができるよう常に情報を仕入れて、より良い環境であったり組織を築いていく事ができる人になるには継続的な学習が必要になります 学びを少しずつ積み上げていく事が遠いようで近い道だと思います

学習・学問を始めましょう!

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