論語 里仁 其の十九 《short》

論語

毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 日曜のお楽しみ!論語の一節を紹介しています 今回は短い一節で、時代を感じさせる話になっています サラッと読める程度でまとめますので、お付き合いください

原文・訳

子曰、父母在、不遠遊。遊必有方。

子曰く、父母在せば、ばず。ぶに方有り。

解説・意訳

今回は難読漢字もないので「遊ぶ」と「方有り」の「方」の説明だけにしておきます 「遊ぶ」は「出かける・旅をする」という意味で使われています 「方」は「方角」の「方」で行き先の事になります 以上を踏まえ意訳すると

先生は言った「両親が存命中は遠方へ旅行にいかない 旅行に出かける場合は必ず行き先を告げる」 となります

昔は現代ほど気軽に旅行ができる状況ではなかったので、楽しみより心配の方が大きかったはずです 飛行機はもとより、電車も自動車も自転車すらない時代ですし、正確な地図や情報も乏しいので、両親に心配をかけない為にも旅行は控え、出かけるにしても必ず行き先を伝えて心配させないようにしなさいという話になります

Harashimaがアレコレ述べる章

便利になった現代では旅行や遊びに行く際に行き先を告げるのは少ないかもしれません 子供が小さい時くらいですかネ それこそ今どきは小学生でスマホを所持している時代ですから、GPSで居場所もわかるので行き先を告げないかもしれませんネ

逆に行き先を告げて出かける事で留守なのがバレてしまい空き巣に入られる事案もあるようで、黙って出かける方が安全なのかもしれません

今回は要するに、両親に心配をかけないようにしましょう。という一節です

父でも母でも親が存命な方は、お盆休みも近いですし便利な世の中にもなっているので心配させないよう電話の一本でもしてみてはどうでしょうか? ……Harashimaはするのか? 「便りがないのは元気な証拠」なのでしませんヨ 冗談です(笑)

それでは、また来週!!

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