論語 里仁 其の十二 《short》

論語

毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 日曜のお楽しみ!論語の一節を紹介しています 実は先週、一つ飛ばして「其の十三」を紹介してしまった…なので今週は紹介しそびれた分を紹介します この先も同じ事があるかもしれないけど、お付き合いください

原文・訳

子曰、放於利而行、多怨。

子曰く、利に放りて行えば、怨み多し。

解説・意訳

特に難しい箇所はないかと思いますが「りて」という部分の説明をしておくと、「る」と同意です では、サラッと意訳していきます

先生は言った「利益によって行動すれば、怨まれる事が多い」となります

何事も「利(自分にとっての利益)」だけを考えて行動していれば、他人に迷惑をかけても気づかず知らない所で怨みを買うという事です 今も昔も変わらない話ですよネ

Harashimaがアレコレ述べる章

こんな事、改めて言われなくとも分かっとりますがな…と思っていても、出来心というか欲望に勝てない場面があり誘惑に負けて利益を貪ってしまう事もあります 特に経済活動においては弱肉強食が当たり前で怨みを買うのは日常茶飯事かもしれません

昨今、SDGsがクローズアップされていますが、これも今まで人類が地球から搾取しまくった結果、地球の怨みを買いシッペ返しにあっていると考える事も出来ます 地球の怒りを鎮めるのに何年?何百年?かかるか想像もできないけど、誠実に取り組んでいかないといけないと思います

一方で、SDGsを合言葉(隠れ蓑)にして自分だけ儲けようとしてる人達がいるのも確かかと思います 例えば、ライバル企業を蹴落とす材料にSDGsを持ち出して「あの企業は環境に配慮してない」などといって貶めて自分の利益を増やそうとするなど、全人類が同じ方向を向いているとはいえない状況だと思います

全人類が「善」人類になれば…それはそれで都合の悪い事もありそうですが、善人類が増えるように、このブログで細々と活動していきます

それでは皆さん、よい日曜日を!

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