読んだ本を紹介しつつ記録していくカテゴリー 《middle》

読書

毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 今回は、著:荒 このみ 「マルコム X 人権への闘い」です 名前は知ってるけど、何した人なのかは知らないので読みやすそうなのを選んで読んでみました 名前や、チラッと知ってるイメージ(過激でヤバそう)とは違っていて、印象が変わる内容だと思います それでは、お付き合いください

著者紹介

荒 このみ:埼玉県出身で、東京大学大学院人文科学研究科博士課程を修了した文学博士です 本書が発行された2009年現在は立命館大学客員教授、東京外国語大学の名誉教授を務めておられます アメリカ文学やアフリカン・アメリカンスタディーズを専攻されていて、他の著書には、「黒人のアメリカ」「アフリカン・アメリカン文学論」などがあります

ネタバレしない程度の内容紹介

マルコム X(本名:マルコム・リトル)の生い立ちや生涯を細かく紹介しています 1950~60年代の起こったアメリカでの「公民権運動」の一翼を担ったマルコム Xとは一体どんな人物だったのか? 何をした人なのか? 何がしたかったのか? なぜ暗殺されてしまったのか?が、読み進めると分かっていきます

黒人の人権を訴えて世界規模で活動していた人と並ぶようで恐縮ですが、学歴は低いが読書をきっかけに歴史や社会を学び、差別と闘うってところ「だけ」はHarashimaと共通しているように感じました(もちろん知名度や雄弁、能弁さは足元にも及びません)

同時期に活躍したマーティン・ルーサー・キング jr の考える公民権運動は極端な話「白人の社会に黒人も入れてもらう」というモノであったのに対し、マルコム Xは「黒人独自の黒人社会を築く」事を考えていました コレが今までにない発想で支配層にあった白人たち(アメリカ政府)は危機感を募らせました

メディアを使って印象操作をします 例えば、マーティン・ルーサー・キング jr とは考えが違うだけで良好な関係であったようなのに対立してるような報道がなされたり、所属していた宗教「ネーション・オブ・イスラム(※)」について悪評をたてられたりするのです(まぁ、事実もありますが)

※ネーション・オブ・イスラムは、アメリカ国内のアフリカ系アメリカ人のイスラム運動組織です イスラムと名乗ってますがイスラム教とは別で、派生した新興宗教になります

で、自身を含めアメリカ国内で黒人は不当な扱いを受けている、人としての人権を認めるよう各地を飛び回って演説するのですが、いよいよ目立ち過ぎたのか?…暗殺されてしまうのです

Harashimaがアレコレ述べる章

モハメド・アリとのつながりで名前ぐらいは知ってたけど、形容し難い人物でした 知性やユーモアがあって、よくしゃべる アリと似ていて急接近したのも頷けます(後に教団のトップ、イライジャ・ムハンマドのゴタゴタで袂を分かつのですが…)

ルックスもよく、弁舌も鋭く、「黒人は虐げられ搾取されている」と黒人を鼓舞するカリスマであったマルコム Xですが、40歳の時に暗殺されてしまいます もっと長く生きていれば、どんな事になっていたのでしょう

ホントはもっと複雑で色々な事情が絡んでいるし紹介しきれないので、本書を読むのをオススメします なんなら映画(1992年公開で主演はデンゼル・ワシントン)にもなっているので、気になる方は観てみてください

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