日曜のお楽しみ!論語の一節はお休みです② 《middle》

古典

毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 今週も論語をお休みして別の古典の話をします 今回は「老子 第33章」を紹介しようと思います 老子の中でも有名な「足るを知る」が出てくる一節です いつも通りテキトーですが、足るを知ってるつもりで満足しておきます(違) それでは、お付き合いください

原文・訳

知人者智、自知者明。勝人者有力、自勝者強。知足者富。強行者有志。不失其所者久。死而不亡者壽。

人を知る者は智なり、自ら知る者は明なり。人に勝つ者は力有り、自ら勝つ者は強し。足るを知る者は富む。強を行う者は志有り。其の所を失わざる者は久し。死して亡びざる者は寿し。

解説・意訳

意訳せずとも何となく内容を理解できるかと思いますがニュアンスの違う似た文に戸惑うかもしれないので、もう少し詳細を解説していきます

まず「人を知る者は智なり、自ら知る者は明なり。」の部分ですが、直訳すると「他人の事を知ってる者は智である、自分の事を知ってる者は明である」となります 「智」と「明」って何?となるかと思います 「智」は「知識があり、持ってる知識を他人にキチンと説明できる」といった意味ですが「明」は「自分の事(強味や弱味、性格など)を理解・把握している」といったニュアンスで使われています

「人に勝つ者は力有り、自ら勝つ者は強し。」の部分も対比になります 直訳すると「他人に勝つ者はチカラがある、自分に勝つ(克つ)者は強い」となります まぁ「他人に勝てる者にはチカラがある、自分に打ち勝つ者は真の強さを持つ」といった感じになるかと思います

「足るを知る者は富む。」とは「ほどほどで満足・欲張らない事が大切な事を知っている者が本当の豊かさを得る」といった意味になります 老子の中でも有名な一節の一つ「るを知る」ってヤツです(強欲で何をしても満足できない人は、常に不満を持っていてホントの裕福・豊かさを知らないって事です)

「強を行う者は志有り。」の「強」は参考にしている本では「努力」と訳されています 直訳すると「努力を続ける者は志(目標)がある」となりますが「志を達成する」の方がよいと思うので、意訳では「達成する」にします

「其の所を失わざる者は久し。」は「それらを忘れない者は何事も長く続き、活躍するだろう」といった意味になるかと思います 「死して亡びざる者は寿いのちながし。」は難しいのですが「tao(道)に沿って生きた魂は死んでも亡びる事はないだろう」といった感じだと思います

以上を踏まえて意訳すると
他人の事を理解できる人は知恵がある 自分の事まで理解している人は聡明な智慧者である 他人に打ち勝つ者はチカラがある 自分に打ち勝つ(克つ)者は真の強さを持つ 本当の豊かさは足るを知る事である 努力を続ける人は必ず目標を達成するだろう それらを忘れない者は何事も長く続き、活躍するだろう tao(道)に沿って生きた魂は死んでも亡びる事はないだろう  となります

Harashimaがアレコレ述べる章

長くなってしまったので、ここはサラッと流しますネ 老子は訳や意味が難しくて色々な方が色々な意訳をされているので自分の都合に合った意訳を受け入れればと思います(参考にしてる本とも違ってますが……そこはご愛嬌でお願いします)

老子は、全ては為すがまま(無為自然)なので論語や言志四録と比べると厳しさがないのですが、そのぶん自立・自律が大切なように感じます 「起こること全てはtao(道)によるチカラであって、人がどうにかできる事はないのだから起こること全てを受け入れて生きましょう」なワケです
taoに逆らった事を行えば悪い事が起きやすくなる、taoに沿って生きれば良いも悪いもない(良い悪いは自分の損得勘定による判断である)幸せな生活になるという感じなのです

自律してtaoに沿っていればtaoがチカラを貸すが、ぐ~たらしてればtaoは離れていくだろうって事です 人も、努力してる人には協力したくなるが、ぐ~たらしてる人に手を差し伸べないでしょ?それと同じだと思います

自立・自律して小さな努力をコツコツと続けてtaoを味方につけましょう!  なんてナ

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