論語 學而 其の十 ≪middle≫

古典

毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 今週も古典(論語など)の時間となりました 早いもので10回目になりますネ 今回は少し長くなりそうなので途中で飽きられない様に気をつけますが、何とか最後まで お付き合いください

 原文 訳

子禽問於子貢曰、夫子至於是邦也、必聞其政。求之與、抑與之與。子貢曰、夫子搵良恭儉譲以得之。夫子之求之也、其諸異釆人之求之與。

子禽 子貢に問いて曰く、夫子の是の邦に至るや、必ず其の国の政を聞く。之を求めたるか、抑そも之れを与えたるか。子貢曰く、夫子は温・良・恭・倹・譲以て之れを得たり。夫子の之れを求むるや、其れ諸れ人の之れを求めたるに異なるか。

意訳 解説

子禽が子貢にたずねた。「先生はある国に行くと、必ずその国から政治の相談をされました。これは先生のほうから要求したのでしょうか、それとも相手から持ち掛けられたのでしょうか」
子貢は言った「先生はおだやかさ、素直さ、恭しさ、つつましやかで控えめな人柄によって、そうした成り行きになったのだ。たとえ先生が要求したとしても、他の人とは要求の仕方が異なっているんじゃないかな」

子禽は孔子の直接の弟子ではなく、子貢あるいは別の弟子の弟子なのではないか?と定かではないようです その子禽の質問に答える一節になります 

夫子とは、先生や目上の人を指す尊称で孔子の事を指しています

最後の『其れ諸れ人の之れを求めたるに異なる 』の部分の訳が少しニュアンスが解かりにくいからオリジナルの意訳から少し変えてあります(オリジナルが気になる方はコチラをどうぞ👇)

Harashimaがアレコレ述べる章

この一節から、孔子が何処の国へ行っても 当時なら王様や側近といった政治家や高い位の人から相談をされるほど知識や信頼があったということが分かりますネ 「孔子」の名前はインターネットのある今とは違う、2500年前でも諸国(中国全土)に知れ渡っていたという事でもあります

そんな高名な孔子ですが、高名過ぎたのか?善い主君に巡り合えず望むような役職に就く事ができず、儒教や「仁」を広めつつ弟子と諸国を旅していたようです

この一節に出てくる温・良・恭・倹・譲は色々な捉え方ができて幅が広いから一概に「こういう意味だ」と説明すると誤解や誤弊があるので鵜呑みにしないでもらいたいですが、「温」は「冷徹な人」とは逆の人情味溢れる人柄 「良」は他人との調和を重んじて関係を築く 「恭」は「うやうやしい」と読むのですが、目上の人には礼儀をわきまえて接するという事です 「倹」は倹約の倹で控えめに 「譲」は我を張らず、つつましく という感じで大きく外れている事はないと思います

最後の「其れ諸れ人の之れを求めたるに異なる」が難しいんだけど、Harashima的には通常、自分から「何か相談事はないか?」とは言わないんじゃないかと思うんだよネ けど、子禽には分からなかったから子貢が子禽を気遣って「他の人とは違う要求の仕方をしたんじゃないか」と濁している(「自分から聞きに行くヤツなんているワケないだろ」なんていえば子禽も気を悪くするだろうからネ)と思います 子貢は弁論に優れた高弟だったそうなので、こうして読み解くと儒教的で納得いきます

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まとめ

孔子の有名人ぶり、高い身分の方達からの厚い信頼を得ていた事が知れる一節であり、儒教の一端を垣間見る一節でもありますネ

信用・信頼できる関係を築く前に相談事をするなら、相談相手は選ばないと話した事を言いふらされたり「あの事をみんなにバラすぞ」なんて脅迫のネタにされてしまうので気をつけないとダメですヨ(Harashimaは何度も失敗してます) 信頼は日々の積み重ね、人間性で出来ています 信用できない人に余計な事は言わないのが一番ですが、言っちゃうんだよネ

「口は禍の元」黙ってるのがいいのはわかるけど、変えようと思えば言わないと変わらないから難しいネ Harashimaは「余計な事」を言ってるつもりはないが、都合悪い人には余計な事に聞こえるようです 「ペーペーが出しゃばるな!」って事かもネ まぁ、いいけど。。。

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