論語 學而 其の六 ≪middle≫

言葉遊び

毎度ぉ〜!はらしま(@tyj_harashima)です 日曜の更新を目指してる(結局公開は日付を跨いでしまったけど許して)古典を紹介します お付き合いください

原文 訳

子曰、弟子 入則考、出則弟、謹而信、汎愛衆而親仁、行有餘力、則以學文

子曰く、弟子 入りて則ち孝、出でては則ち弟、謹みて信、汎く衆を愛して仁に親しみ、行いて余力有らば、則ち以って文を学べ。

意訳

先生は言った「若者よ、家族の中に入って過ごす時は父と母に孝行を尽くし、家の外で過ごす時は年長者の言う事に従い、言動には気をつけて誠実に実行し広く大勢の人々と交流をし仁に親しむように。そのように実践して余力があるなら書物を学びなさい」 といった意味になります

上記のはHarshimaが引用している論語の意訳を基に少し崩したものです 色字とアンダーラインの部分についてHarashimaは別の捉え方があって、本来の意味とは変わってしまうかもしれないけど一応ご紹介

「謹みて」の部分が「自分の言動に注意して」というよりは「謙虚に、相手を慮って」の方がいいのかなぁ と思います「信」も「誠実に実行する」より「信用や信頼関係を築く」としたら どうかな?と思います

今の若者像とは真逆な一節

以前も紹介したけど、儒教の『長幼の序』がポイントになっています 繰り返しになるから詳しくは端折るけど、年長者は敬う存在である(「亀の甲より年の劫」なんて諺もあるからネ)というのが基にあっての話です

この一節は要するに「若者は親を敬い孝行をし、外では謙虚に誠実であり先輩とも良好な信頼関係を築き、多くの人と知り合って皆に仁(思いやり)を広めなさい。それでもまだ余力が有れば、本を読んで学びなさい」という事になります

オッさんのHarashimaもご多分に漏れず「最近の若者は。。。」を語りますが、ゆとり教育の弊害なのか?上下関係が希薄というか?間違った(主観的な)価値観を持っていると感じます 例えば「権力(チカラ)の有無」が上下関係だと勘違いしている子が多いように思います 年齢に関係なく「権力(チカラ)」を持っている人が偉い というマインドです

昨今はコレが一般的に「フツー」なのかもしれないが、至る所で軋轢を生んでいる(イジメやパワハラ、モンスター○○など)のは「フツー」ではなく「異常」なのだと思うのです 「権力(チカラ)」の奪い合いの果てが暴言暴行、暴走に繋がっていると思います

。。。話が逸れました

まとめ

上記の「権力(チカラ)」の話の事を儒教では「君臣の儀」という短い言葉で表します コレについては後日また紹介したいと思います
儒教の基礎となる「長幼の序」の話でしたが、いかがでした? 簡単なようで難しい、難しいようで簡単 頭では理解できるが実践「し続ける」事が大切です やり続ける事で身に付くので日頃から意識して過ごしましょう 出来ていないHarashimaが偉そうに言っても説得力がありませんが、Harashimaを反面教師にして皆さんは励んで下さい

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